おバカなようで大真面目。もしかしたらホロリもあるかも....w「Narita Boy」Studio Koba/Xbox/PS/Switch/PC/感想

北海道にもようやく春の陽気が訪れているのに、まったく気分が晴れない今日のこの頃、上司に文句を言って勝ち取った折角の土日休みも、のんべんだらりと過ごしながら終わらせてしまいそうな勢いで自分にがっかりする。特に掃除、そう掃除だよ。そこをまずやれば、もっと快適に過ごせると言うのに愚かな男である。

とは言え、オタクとしての活動としてはなかなか充実していたかもしれない。溜まりに溜まったアニメをガッツリ消化出来たし、何より”いつも”のじゃないゲームを夢中にプレイしてしまっていたのが楽しかった。








まず初めに、タイトルの段階で買うのを止めたりしないで欲しい。正直なんちゅータイトルだと自分も思ったし、由来が中山競馬場のナリタブライアン像だと云うのだから、尚更『なんでだよ?』と呆れもした。しかし遊び始めると、そうしたセンスの持ち主だからこその遊び心地がツボにハマり、これを遊ぶ前に序盤をプレイしたFFⅫのことなんて忘れてしまう程、深夜まで遊び倒していた。


世界観は中年ホイホイな80年代で、ブラウン管の画面の質感やワイヤーフレームCG、知ってる人なら真っ先にディズニーの「トロン」を思い浮かべるようなテクノSFの世界。そしてそれらがレトロなシンセサウンドをバックに展開されるのだからたまったものではない。ストーリーはありがちなゲーム世界に召喚され、それを作ったクリエーターの記憶を取り戻しゲーム世界を救うと云うものなのだが、年寄りは郷愁を覚え、若者は逆に新鮮さを覚えそうなほどパーツというパーツの個性が強い。

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ゲーム性としては、キャラクターの固有スキルを活かしたパズル要素の強い戦闘スタイルが面白く、もう無理!と感じた相手でも、トライアンドエラーを繰り返しているうちに倒せたりするから止め時を失ってしまう。難易度設定と云うものが存在せず、道中でセーブポイントが厳しい場面もあるため、ハマれなかった人はあっさりクソゲー認定するかもしれないが、どんなに難しくても製作者が推奨する難易度で遊びたいと云うマゾなプレイヤーには至極の時間を与えてくれる一本になりそうだ。


ちなみに自分は中盤のとあるボスに1時間近く挑んで深夜に一旦諦めた。



他人のプレイを見てたら簡単そうで仕方ない。ちなみに翌日プレイしたらちゃんと勝てた。




ネットを見た限りでは、6時間そこそこのプレイ時間で終わると書いてあったが、どうも自分は下手なようで、もう少しかかりそうな気がする。半分以上進めることが出来たはずであるし、ここまで来たら意地でもクリアしたいものだ。まるで思い出せないが、最後にゲームをクリアしたのっていつのことだったろう?連休であればこそ遊んでみようと思えたわけだから、上司に小言を言った甲斐があったと云うものである.....


元々が雰囲気ゲーでもあるので、翻訳の必要性もそれほどないのかもしれないが、日本のKakehashi Gamesと云う会社(Fall Guysにも関わっているらしい)が関わっているお陰なのか、Narita Boyの癖あるテキストが丁寧にローカライズされているのも好感触だった。日本語なんてものは、それでなくとも日本人しか使わないレベルの言語でもあるので、対応してくれるだけでも喜ばしい話なのに仕上がりまで上々とか、Xboxのゲームパスで遊んでいるだけなのが申し訳なく思えてくるほど有難い。某大企業のローカライズなんて散々なものしか経験していないので、小規模でも良い仕事をしてくれたKakehashi Gamesの今後には期待しかない。







公式サイト https://naritaboy-game.com