好きだから赦せないってことあるよね....『王立宇宙軍 オネアミスの翼 小説版』/飯野文彦(著)/2010年(1987年初出)/朝日ノベルズ/感想
大好きなアニメ映画を3本上げろと言われたら、間違いなくそのうちの一本に上げるであろう「王立宇宙軍 オネアミスの翼」
地球によく似た惑星のとある王国に、軍服を着たまま街を歩いても何処で何をしてる軍隊か分かって貰えず、宇宙軍だと知ったら「宇宙人とでも戦うのか?」と揶揄されるくらい存在感の薄い軍がありました。そんな肩身の狭い軍だから士官達は腐ってばかりで、日々の訓練もそこそこに毎晩酒と女とギャンブルという酷い有様。
ただそれも仕方ない話で、散々様々な訓練を行って..