夢かうつつか、全ては全ての心に...「パプリカ/今敏(監督)/筒井康隆(原作)/マッドハウス/2006年」
この夏に惜しまれながらこの世を去った今敏監督。今監督の描く世界は、何処に着地するのか分らない展開を見せ、僕らを惑わし魅了する。観客の誰もが彼に翻弄される事を楽しみにしていた。この”パプリカ”は、そんな監督の為に用意されていたような作品でしたね...
誰かの夢を共有する事が出来る夢のような装置”DCミニ” しかし、その装置を悪用する者が現れ、夢と現実の境界線が壊され始める....
パプリカを初めて知ったのが”萩原玲二”のコミック版。95年当時僕は、まだ高校..