馬鹿は蹴られても治らない「優駿の門-チャンプ-」やまさき拓味/秋田書店
訳有りな”馬”は放っておけないタチの光優馬が、鮮やかな遣り様で馬達の能力を引き出して行く光景につい夢中になってしまう優駿の門も、最新のシリーズ「優駿の門GP」の1巻目で69冊目(番外編3冊を含め)。
「優駿の門-ピエタ-」は痩せ細って行く国内競馬を背負って戦うピエタの献身的走りや優馬の強烈な人間関係に何度となく胸が熱くなりましたが、今度は落ち着き払ったピエタとは真逆に好きな牝馬に手痛いひと蹴りを貰っちゃうようなお馬鹿馬チャンプの話になり、ピエタとは違う意味で癒されま..