B級だからこんなもんかね...「レコード~シッチェス別荘殺人事件~」/フェルナンド・バレダ・ルナ(監督)/2010年/スペイン/映画/感想

 あらすじ


 『世界が驚愕した!恐るべき記録映像が発見された。前代未聞の事件の重要な参考資料を公開。2010年、スペインの別荘地で一家の変死体が見つかった。警察は迷宮入りしそうなこの事件に対し、彼らが死ぬまでの37時間の映像公開を決めた。シッチェスにある彼らの別荘に旅立った際、クリスチャンとジュライはガラーフの森にまつわる都市伝説について調べていた。その様子は記録されていたが、別荘に旅立って5日後、彼らは変死体で発見された。惨殺された一家が生きていた最後の5日間にいったい何があったのか・・・。』

”Amazon内容紹介より”






 この映画は世に言うところの”POVホラー”で、主人公とその妹が借りたカメラをひたすら回し続けた映像で構成されています。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が低予算である程度の成功を収めて以来、この手の映画は沢山作られました。しかしそのほとんどは駄作。お金を賭けられないので、肝心な『怖い存在』をあまり長い時間出す事が出来ず、ほとんど役者のリアクションの上手さだけが頼りなのに、これまた予算が無いので演技に迫真さが欠ける大根役者ばかりだからです。


 ただ悲鳴あげりゃ〜良いってもんじゃないんですよね(白眼



 しかもこれスペイン産のホラーなので、当然登場人物が全員スペイン語で話すんですが、これがまた忙しなくて緊張感がまるで無いんですw役者の力量不足なのか、スペイン語だからなのかは分りませんけどね。 おかげであまりにも序盤が退屈。そろそろ怖くなって来ないとまずくないか?と心配し始めた残り20分くらいからやっとバタバタして来ます。しかしそれ巻き過ぎじゃない?ってくらいに急な展開で血みどろになってゆく感じ....


 終盤だけ観れば、ちゃんとB級してるほうかもしれませんが、他のPOVに比べるとカメラが揺れ過ぎで観辛いのもちょっと雰囲気作るには失敗しています。 唯一よかった点をあげるなら、先入観を持って鑑賞している人間の裏をかく結末が用意されている事でしょうか?若干読めるオチではあるものの、意外性は確かにあったかもしれません。ラストだけはありですねw




 それでもインディーズ感は拭えない映画でした。大学生でも撮れそうなレベルです。途中サッカーをして遊んでるシーンが入るとか、流石スペインでしたよ... EDのスタッフロールが流れる間ずっと無音なのもなんか独特でした。演出だったなら面白いけれど、多分違いますねw劇中もほとんどBGMは使われてなかったですから。きっと予算の問題でしょう。


 TSUTAYA独占とか書いてあったので、少しだけ期待してましたが、借りるまでも無かったかな= =;

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