ゲームは非現実じゃなきゃダメだろ....「GAMER/ ネヴェルダイン/テイラー/2010年米国/映画」

「2034年、世界の人々はある『ゲーム』に熱狂していた。「脳を操られた囚人による究極のバトル」
 天才クリエーターが開発したオンライン・ゲーム「スレイヤーズ」では、脳細胞手術を受けた生身の人間がプレイヤーに遠隔操作され、今日も激しい戦闘を繰り広げている。
 無罪の罪で投獄されたケーブル(ジェラルド・バトラー)は「30回勝ち抜けば釈放」という条件にあと1回と迫り、世界中で熱い注目を集めていた。プレイヤーはなんと17歳の高校生。だがケーブルは愛する妻と娘に再会するため、『ゲーム』の世界から自分1人の力で抜け出し、最後の戦いに挑んでゆく。」公式ページより抜粋



 この前観た”エクスペンダブルズ”のDVD予告で知ったこの映画。実際の人間を操り、いわゆる"FPS"ゲームをやってしまおうなんて設定自体がもうその時代の終ってる感が漂ってましたね...ある意味、ゲームが好きだからこのゲームを作ったと言うよりは、「もし自分が操作しているキャラが、自分と同じ血の通った人間だとしても、それでもお前達は無邪気殺し合いをするのか?」と、訴えている気が最初はしていましたが、実は現代の社会構造への問題提示をしているのかもしれません。

  僕達人間は、自分の周りから距離がある事実に人はとても鈍感です。自分達が買い占めている資源のせいで他国で戦争が起きても、自分達の責任なんて感じている方はほとんどいない事でしょう。上からの目線で戦争やテロなんてなんでするのかと思ってしまう。
 しかし、彼等からすれば僕らやアメリカは弱味に付け込む支配層なのです。この映画のようにプレイヤーがキャラを操作するように、僕らも間接的ではあるもの、誰かを操作しているのです。

 「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」なんて言葉は実際には存在しない。国や企業の高い所から僕らも支配操作される事を半ば受け入れている部分がある。この映画はそう言った事を描いたのかも......考え過ぎかw 


 そんな面白くも無い話は置いておいて、とりあえずマイケル・C・ホールや、 ジェラルド・バトラーのおかげで作品自体はしっかり締まった感じで普通に観れました。しかし終ってみれば良くあるアメリカの映画で、陥れられた男が家族を守る為に戦い悪い奴をやっつけてハッピーエンドおしまいだったかな?もう少し人が人を支配する事の問題を掘り下げても良かった気がしますが、そんな大きな話より、愛する者の為に戦うヒーローの方がアメリカでは人気があるって事かなぁ....


 実際の人間を操作するなんてまず無いとは思いますが、もしもこんな事がって言う発想はなかなか面白かったのは確かです。アクションも派手で見応えある事でしょう。ただ、階層社会が出来つつある現代を見せられているようでなんかもやもやしましたけどねwあと少しグロいので注意が必要です。


 公式ページ http://gamer-movie.tv/

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