「やっぱり太陽が無くっちゃね」
君はそう言った
"植物かよ”
雪解け水で汚れた靴に眼をやって僕は思った
当たり前の僕、当たり前の君
水溜りの薄氷を僕は踏み割り、散らばった太陽へ君は微笑む
きっと愛おしいのだろう、きっと憎らしいのだろう
当たり前の僕、当たり前じゃない君
いつか当たり前に君を想うだろう、春の悪戯と一緒に
君も想うだろうか?
太陽を踏み抜いたあの日の僕を
消せない昨日と、砕け散った明日は君が持っていった
なら僕は今日を持っていこう
昨日と明日を繋ぐ今日を
無差別と云いつつ差別しまくり男の恥辱溢れるブログです
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