2014年05月03日

20年と2日。アイルトンの事は忘れた事は無い....

 人はドラマや漫画で流した涙は忘れても、心から愛おしく想っていた人が亡くなった時、流した涙は絶対に忘れない。


 気付けば36年も生きてしまった僕にも、忘れられない涙がある。

 柔らかく笑う祖母と今生の別れを迎えた時。率直な感情丸出しで僕と遊びたがった飼い犬の不慮の事故。

 そして、理屈以上に感性で最速の先を目指し散ってしまったアイルトン・セナの死。

 全然身近じゃないブラジル男の死は、僕にとって家族との別れと同じくらいショッキングだった....



 あれから20年である。セナとローランド・ラッツェンバーガーの命の灯火が消えてから。関係者や観客が不幸な事故に遭ってしまったことはあるものの、ここまでの20年でドライバーは誰一人命を失わずに済んでいる。

 自らのトコトン突き詰めレース姿勢を周りにも求めるあまり、時には車を故意にぶつけてまで意地を突き通そうしたこともあったセナは危険な走りをする男だとレッテルを貼られた時期もあったが、大きな事故が起きたら真っ先に現場に駆けつけ、レース中ならマシンを停めてまでドライバーの安否を確かめずに居られないほどF1の安全性には人一倍敏感な男でしたので、彼の死後、ドライバーが亡くなるような事故が起きていないのは、彼の命と引き換えに安全性が守られているようにに思えて切なくなります。

 これから先も、後輩達を見守り続けて欲しいものですね....



 今年で20年と言うことで、フジテレビNEXTでF1番組で馴染み深い人々が集まったセナの没後20年特番を5/1に放送していました。今宮純さん、川井一仁さん、金子博さん、そしてセナを最も近くで見ていた木内健雄など、F1狂いの中年共がしけた顔を並べてセナについて語り合う姿を見ながらセナの偉大さを最実感していました。

 木内さんの話には今まで聞いたことが無かった気がする裏話も含まれていて聞き応えありましたし、わざわざこの番組の為にフジテレビNEXTをチャンネル契約して良かったです。

 小林可夢偉以外にあまり興味が湧かない今のF1ですが、せっかくNEXTを契約したし久々に観てみようかしら?



 追伸、5/15に再放送予定



 『フジテレビNEXT、アイルトン・セナ没後20年特別番組を今夜22時放送』 http://www.topnews.jp/2014/05/01/news/f1/teams/mclaren/107030.html
 
 『アイルトン・セナ没後20年特別企画』 
http://www.fujitv.co.jp/otn/b_hp/914200076.html





 関連過去記事

  『何故神は彼を愛したのか...「アイルトン・セナ〜音速の彼方へ」』 web拍手 by FC2
posted by lain at 10:40 | 北海道 ☔ | Comment(0) | モータースポーツ 全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2010年10月27日

今季ももうすぐ終わりですね♪ MotoGP/第15戦マレーシアGP




 しばらく時間がなくてチェックしていなかったマレーシアGPをやっと観ました。Moto2クラスのチャンプがとうとう決まりましたね!エリアスおめでとう♪
 彼も良いライダーでしたけど、なかなか最高峰では勝てず今年はMoto2へクラス落ち...最高峰を経験したものが下のクラスへ降りて戦う事は屈辱だった事でしょう。しかし、彼の今年一年は、最高峰クラスに戻るための意地を充分に見せつけるものになった事でしょう。これ以上無い結果を彼は残したわけですからw来期は是非最高峰クラスで彼の走りを観たいですね〜♪

 エリアスはチャンプ決定のインタビューで、沢山の感謝の言葉を口にしていました。チームに、メーカーに、家族に、そして逢う事が難しい人々に........富沢.......
 あのまま彼が一年間走っていても、今年のチャンプはなかったでしょうけど、来年は、再来年はMoto2王者になって、最後には最高峰クラスでロッシや、ロレンソ、ストーナー、ペドロサ、強豪しかいない世界で戦う姿が見れたはず...はずだった.....勝負事に、はず・たら・れば・は禁物なのは分っているのですがね...はぁ

 今年のような悲しい事故があったシーズンは、心から優勝者や年間王者を賞賛する気持ちになれないものですねwセナが死んだ時も、その年のシーズンを最後にF1を見なくなった。来年のMotoGPを、僕は観てるだろうか?
 いや、きっと観てるだろうな!来年はロッシがドゥカティに乗るし、ロレンソとガチンコでやれるわけですから、来年も熱い事間違いなし!!


 しばらくは「ここに富沢がいれば」と思いながら観てしまうでしょうけどね(*´ω`*).o0トミサワ


 MotoGP公式ページ http://www.motogp.com/ja

 
 追伸、ロレンソもついでにおめでとうー(棒 ←嫌いなわけじゃないよwwww 最高峰も面白かったよ♪ロッシが勝ったしね♡今年はロレンソにチャンプは譲るけど、僕の(いつからだwww)ロッシが来年はリベンジだぜ☆それにしても、今年のスペイン勢は異常だわw
タグ:MotoGP
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posted by lain at 21:13 | 北海道 ☀ | Comment(0) | モータースポーツ 全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2010年09月06日

あまりにも突然だった死、その可能性がある事を僕達は忘れていた....「MotoGP 第12戦サンマリノGP」

 僕はいつもの様に仕事へ行った。休み明けで気乗りしない気分のなか、会社で数少ないMotoGPの話が出来る先輩に挨拶。その挨拶の代わりに返って来た言葉「富沢が死んだって」.......え?! 突然の言葉に理解出来ない僕。いくつか質問していくうちに明確になっていく富沢の死....「本当なんだ?!」
 
 昨日の僕は違う事に気をとられ、MotoGPを観る事を後回しにしてしまった。そんな僕も悪いが、観たかどうかも聞かずこれほどショックな出来事を人から聞く事になるとは....人生で一番ショックなネタバレでした。

 今日一日は彼の事しか頭に無かった。何故、転んだのか?何故、轢かれたのか?何故、なぜ、ナゼ.....仕事の合間にネットをチェックしても同じような記事ばかり。その記事一つ一つを読むたびに重くなる彼の死。突然の死はその事実を受け入れるまでに時間がかかり過ぎるものですね...

 少し長引いた仕事を終えやっと帰宅し、直ぐさまMoto2クラスをチェックしました。スタートから数週で先頭にたつ富沢、少し焦りさえ感じるほどに彼は攻めに攻めていました。開幕戦を制し、ポイントも上位を狙える位置にいた富沢。しかしここ数戦は見せ場が少なく、少しでも上位を狙うためには無理をしてでも攻める必要はあったのかもしれません。
 そんな彼の戦う気持ちの結果がこれだなんて...神はいないのだと改めて思いしりました。些細な要素が重なり産み出す悲惨な出来事、誰もがそれを理解しているからこそ、彼を轢いたライダーを責める事なんて出来ない。でも!だからこそ憤りを隠せない!!
 
 ライダー達は、死と隣り合わせの世界で、お互いの技量を信用し本気で戦いあい、自らの限界を引き出して自ら死に近づこうとする。常人には正気の沙汰では無い行為でしかなく、富沢の死でさえ下らないと一蹴されてしまっているかもしれない。だが、人が輝く瞬間は限りなく死に近い瞬間でもあると僕は思う。
 陸上競技だろうが、球技であろうが、格闘技であろうが、死はつきまとう。人は絶えず生の実感を得るために死に近づく生き物なのだ。だから彼の死を嘆くのを止めようと思う。彼は戦って死んだ!最後まで戦って死んだんだ....

 そうは思うものの、惜しいライダーを失った事に代わりない...まだ19歳、これから、全てはこれからだった!娘と同じ名前のサーキットで散った加藤大治郎といい、不運な交通事故で亡くなった阿部典史といい、日本のバイクレース界は呪われているのではないか? 地上波では放送されないMotoGPだが、これほど日本のメーカーや日本人ライダーが活躍しているモータースポーツがあるだろうか?何故もっとメディアは取り上げないのか?何故もっと観る人が増えないのか?NHK以外にテレビ局が富沢の死を報道した局があるの?どうせ流してもほんの一瞬なのでしょう?

 
 すみません。やり切れない思いが止まず、不毛な事を書いてしまいましたが、それだけ将来のあるライダーだったのです。可能性なんてとうに置き去りにしてきた僕らにとって、彼のような若者の活躍は僕らの原動力になっていました..... MotoGPを良く知らない方も、短い人生のレースを終えた”富沢祥也”と言う戦士がいた事を覚えていて下さい。

 彼の冥福を心よりお祈りいたします....


タグ:MotoGP
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posted by lain at 21:54 | 北海道 ☔ | Comment(0) | モータースポーツ 全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする