自分がやりたいゲームが分からない「QIX++」タイトー/PS/Xbox

自分がどんなゲームをやりたがっているのか分からない。

ミリタリー物のFPSをやってもモチベーションは続かないし、評判の良いオープンワールドのRPGは横道に逸れているうちに飽きてくる。

かと言って昔好きだったJRPGの新作に手をつけても、古臭かったり革新的過ぎて楽しめないシステムに心が萎えてやる気がおきない。何より今のJRPGは狙い過ぎたセリフが鼻についたり安っぽくて感情移入がまるで出来ない物が多いから地雷ばかりだ。




”一時期あれほど好きだった物なら、今やってもきっと楽しめるはず”

そう考えて昔の楽しかった記憶を頼りにジャンルを掘り起こしても、なかなか今やりたいゲームに辿り着けない。

贅沢になったのもあるだろうし、老化も当然ある。でもそれだけが原因ではないだろう。なんとなしに思う一番の要因は、あまりにもアニメとの境界線が曖昧になってしまったせいでありきたりに感じてしまうんじゃないかということ。ゲーム中の絵は3DCGでありながら、パッケージやムービーがアニメなタイトルだけの話ではなく、それらが全て3DCGでも演出や脚本が安っぽいアニメにありがちなテイストのゲームが非常に多いし、声優によるボイス付きが当たり前になってしまったことで、更にアニメっぽさを助長しているように思えてならない。





僕はアニメが大好きだ。毎週二桁単位でアニメを観ている。でも好きな物も食べ過ぎたら毒でしかないことも知っているのだ。

物凄くぶりに自機でラインを引いて陣地を取るタイプのゲームを遊んだら、とても楽しめた。久しぶりだったこと以上に、シンプルな遊びだったから夢中になれたのだろう。

Xbox360への移植版がXbox Oneに対応したのを遊んでみた



”ライトユーザーも遊べる”を売りにしていても、なんだかんだで複雑な操作を要求され、ルールの面でも面倒な縛りが多い昨今のゲームを見ていると、一から十まで遊ぶ為の道筋をつけたりせず、遊ぶ側の想像力を刺激するような余地を残したシンプルさが欲しいなとつくづく思う。Minecraftが売れたのも、そういう理由からなのではなかろうか?

まあ、僕はあのゲーム合わなかったけど......

死なない身体があったら是が非でもやりたい職業No.1「DiRT4」Codemasters/2017/PC/PS4/Xbox One/感想

貧乏暇なしと言わんばかりに、金も時間も持ち合わせれいない僕は、例に漏れず自分には実現不可能なことを架空の世界に求めている。



ここじゃない何処かにある剣と魔法の世界


あーだこーだ言って嫌いじゃないハーレムアニメ


周囲の犠牲に心を痛めつつも自分だけはちゃっかり生き残る極限ドラマ



求める物は数あれど、もっとも現実味があって、もしも自分にお金と命(ライフ)が沢山あったなら、どうしてもやりたいと常々思っているのがラリーだったりする。






大自然の中を疾走し、誰かと競う以上に己れと戦わなければならないラリーは、兎に角派手なクラッシュが付き物。車が凹む、パーツが割れる、タイヤがパンクなんてのは当たり前で、何度も回転しながら崖から転げ落ちたりもする。車を使ったレース競技の中でも、かなりリスキーな部類に入るだろう。


だが、TVで観たりゲームで遊ぶ分には実に刺激的で、イレギュラーな路面がほとんど無いサーキットレースではこうはいかない。ラリーではF1のようにコース上の水やゴミの量どころか、コースそのものの形まで天候やラリーカーの走行により刻一刻と変化してゆくからだ。本作でもそれは遺憾無く表現されていて、シリーズを通し拘っているちゃんと壊れる(壊れた部位に応じて走りに反映される)マシンや、天候の変化、コース上にリタイアしたマシンが時折現れもするし、実際のラリーのようにコーナーのイン側や草むらに大きな石があったり目の前を鳥の群れが横切ったりと、コース上の演出も凝っている。




今回、個人的に少々残念だったのは、グラフィックかもしれない。これまでCodemastersはダスティな空気感が味わい深い映像作りだったのが、4はどうもクリアな映像過ぎて、フォルツァホライゾン3などに比べ物足りないのが分かってしまう。無論プレイ感覚は洗練されているから、オープンワールドであるFH3以上のラリーが味わえることは間違いないのだけど、あの埃っぽい空気感が好きだった僕としてはちょっぴり悲しい。

とはいえ、前回のナンバリング外作品「DiRT Rally」からの原点回帰を目指した方向性は、1作目を好きな者の1人として本当に嬉しい。コース幅の狭い道をフラットアウト(アクセルペダルを限界まで踏み切ること)した先の、瞬きする暇も与えないコーナーの数々にアドレナリンが止まらないDiRT4の緊張感は紛れもなく僕が好きになったDiRTそのものだった。便利にやり直しが可能だったフラッシュバック機能を廃したことも、レースへの没入感を高めているように思う。



きっと難しいと言う人もいるだろうけれど、設定を弄ることでかなり遊び易く出来るから、根気よくプレイすることで自ずと先に進めるはず。死んで覚えるのが当たり前のマリオみたいなものだと思えばなんら苦ではないだろう。逆にもっと難しくしたい人はDiRT Rallyのようにシミュレーター設定にしてガッツリ楽しむことも可能だ。

世の中にこれは完璧だと言える物は限られている。DiRT4も完璧には遠く、道半ばといったところだが、それでも、これほど遣り甲斐のあるラリーレースゲームが他にあるだろうか?と言いたくなる。WRC公認のゲームは大味でCodemasters製のようにはいかない。FHシリーズや、グランツーリスモシリーズとグラフィックで競えとは言わないから、これからも”らしい”ラリーゲームを追求していって欲しいと思った。



いつの日かライセンスの問題もなんとかクリアして、あの会社の新車も乗れたら最高である.....







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Xの名の元に

ふと気づくと、寝ても覚めても触っていたXboxよりも、PSを触る時間が長くなってしまった私だが、いまだに360全盛時の思い出がXboxに淡い期待を抱かせる。


野暮ったいサイズと重量感の初代Xboxでもって参入するも、洋ゲーやコアなゲームへの理解度が低かった当時の日本で売れるわけもなく、その反省を活かした傑作Xbox360の登場まで世界的な大企業が作ったハードの割に酷い扱いを受けた。



360は性能もさることながら、兎に角発売のタイミングが良かった。ソニーに1年も先んじ、しかも性能も良く、和ゲーRPGの大作もじゃんじゃん出したことも功を奏し、Xbox=洋ゲーというイメージは見事に払拭された。ハードの色が黒から白になったことも絶対的に好印象だったろう。計算され尽くされたコントローラー、ゲームを隅々まで遊び尽くすのにもってこいな実績システム、地味に毎回楽しみにしていたインサイドXboxなどなど、本当に宝の箱だった。


しかし、徐々にPS3の開発環境が整いソフトが揃い始めると、据え置き機が売れない時代に転換して来たことも重なり売り上げもがくんと落ちてしまい、当然有力な和ゲーの発売もPS3へ移行。ネット対戦などが有料会員で無いと遊べないこともネックになってユーザーがどんどん離れていった。




それでも熱心なファンは期待していた。きっと次も凄いものをくれるだろうと。Xbox Oneはそんな大きな期待を背負うハードだったのだ。


だが待っていたのはユーザーの心を打ち砕く10ヶ月遅れの発売日だった。当初のコンセプトからブレまくるMSの対応にも納得がいかず、当然のように待てやしなかった。直ぐさまPS4に飛び付くと無料ゲームとは思えないクォリティのWarframeに夢中となって、MGS4以外まともに触らなかったPS3時代が嘘見たいに自然とメインのハードがPSになった。

今もその状況は変わらない。圧倒的に買っているソフトはXboxの方が多いのに、使っている時間はPSの方が遥かに長い。映像的にはそれほど差を感じないものの、OS面での使い勝手が格段にPS4の方が良いのも大きい。はっきり言ってXbox Oneは胸を張って勧めることが出来ないハードだ。


でも、それだけの事が分かっている今もXboxを諦めきれない。いくら日本国内での展望が不明確でも、昨日発表されたXbox Oneの上位機種Xbox One Xの性能にはワクワクしてしまうし、Xbox独占(先行)タイトルや初代Xboxとの互換のニュースにはつい聞き耳を立ててしまう。


4K対応最強ゲーム機「Xbox One X」11月7日発売 PUBGも独占先行で年内登場決定!





皆がスーファミに夢中なときにメガドラを遊んでいたような捻くれ者の私にとって、Xboxはいまだ友人であり恩人だ。見捨てたくないし、見捨てられたくない。

TVゲームとはいえ紛れもないビジネスの世界ではあるけれど、この国に少なからず宿ったXboxの火を"どうでもいい"と切り捨てるようなことだけは勘弁して欲しい。


積もる話は尽きないが、兎にも角にもPS4に乗り換えた元360ユーザーがXbox One Xの登場で1人でも多く戻って来ることを祈っている......