2016年09月27日

オーバーウォッチは社畜の吹き溜まり。

片付け物を朝やろうとして放置しておいたら寝坊した。

「あんた疲れてるのよ」

母親にはそう言われたが、口が裂けても”オーバーウォッチ”のやり過ぎのせいだとは言えず、苦笑しながら「おはよう」と言った。



兎に角FPSは疲れる。やっているうちはアドレナリンが出ているから平気なのだけど、寝て起きた時の疲労感は半端ではない。一時期FPSから離れた時などは、心身共に健康的なせいで仕事を頑張り過ぎてしまい損した気分にもなったが、FPSに熱中し過ぎた時の疲労感に比べればそよ風みたいな物だった。

オーバーウォッチは当初、ライトなユーザーでも楽しめる作品だと言われていたが、他作品で言うところのランクマッチにあたる”ライバル・プレイ”が始まってからは、一瞬の気の緩みが命取りとなるガチゲーとしての面がはっきりし始め、やればやるほど遊びじゃなくバリバリ仕事をこなしているような気分になっていった。

なんと言っても、PT・野良問わず組織力が物を云うゲームだから、尚の事そう感じるのかもしれない。特にライバル・プレイのシーズン2に入り(ライバル・プレイは一定の周期で初期化され、シーズンごとの戦績が残る)、サポートキャラであるゼニヤッタばかりを使っていたから物凄く忙しかった。味方の体力ゲージを逐一確認し、入り乱れる味方の中から疲労している者へ迅速に回復のオーブを取り付けつつ、ダメージを増加させるオーブを前に出過ぎた敵や、真っ先に倒すべき相手へすかさず投げ、自らもガンガン攻撃していかなければならないし、基本味方後方での位置取りが多いため、裏取りして来る敵への警戒も怠れない。ゼニヤッタで遊んでいると、まるで時間外どころか休日出勤分の賃金まで貰えないまま事務仕事から現場まで何もかもこなさなければならない中間管理職気分になり非常に見につまされる....

お陰様で上手くいか無い時のストレスも酷いもので、負けが込んでいる時の自分のTwitterを眺めると、味方プレイヤーへの悪態と運営のマッチングシステムへの不満で溢れており、こんなものを見せられているフォロワー達はさぞかしうんざりしているんだろうなと、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。


そうまでしてなぜ止めないのか?それは勿論勝利の味を知っているから。ボイスチャットも無い野良プレイヤー同士が"今自分が何をすべきか"を考え行動し、それが上手くハマるとこの上なく気持ち良いのだ。仕事もこれくらい噛み合う瞬間があれば、どれだけ気が休まることか....

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以前より上手くなっているのを実感すると、尚更またやりたくなってしまってタチが悪い....




ライバル・プレイを初めてプレイする際、認定マッチという物があり、たった数戦でスタート位置が変わって来る。それはまるで受験の理不尽ささながらに格差を生み、実力以上の位置でのうのうとする者と本来の力を発揮する間も無く振るい落とされた者との確執に繋がっていたりする。正直言ってこの認定マッチには納得が行かない。何故せーのでレート1からスタートではいけないのだろう?たまたま良いマッチングに当たらず低いレート帯に落とされたプレイヤーは、よほどの根気が無い限り遊ぶのをやめてしまうような仕様だ。勝ちが続くと自分よりレートの低いメンバーと組まされる場面が増え、懲罰マッチとまで言われるようなマッチングシステムも相俟って、オーバーウォッチは社会の縮図そのもので、キャラクターの愛らしさに闇が深い。


僕は昨夜やっと一つレート帯が上がりプラチナへと昇格したものの、ここまでの道のりがあまりに険しかったため若干燃え尽きている。このレートまで来た事で、どう立ち回るかを理解したプレイヤーが増えた今こそ楽しめそうではあるのだけど.....

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それでも、なんだかんだでオーバーウォッチを遊んでしまうんだろうな。たまには違うゲームやらないか?俺.......

(´-`).。oO女性キャラの尻ばかり見て喜んでいた頃が懐かしい......

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posted by lain at 07:17 | 北海道 ☔ | ゲーム PS4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年05月25日

自己犠牲は旧懐の調べ「オーバーウォッチ」Blizzard Entertainment/PS4/Xbox One/PC/感想

僕は子供の頃、兎に角周囲に泣かされてばかりだった。幼稚園に行けば意地悪な友達にからかわれ、家に帰れば姉二人に弄ばれていた。内気な性格で、何処に行くにしても長い田舎道のお供は独り物語を空想することだった。

中でもお気に入りのシチュエーションは「ここは俺に任せて先に行け!」状態の自己犠牲物である。頭のネジが少し緩かったのか?それとも自身の星座である乙女座が自己犠牲精神に溢れているとかなんとかと占いの本で知ったからだろうか?そもそも単純に男の子という生き物はそういうのが好きなだけなのかもしれない。





さて、そんな気の弱い男の子の今はどうかというと、実はあまり変わっていない気がする。せいぜい図体がでかくなって苛められたり泣かされなくなり、本心を偽って強がることが出来るようになったくらいで、いまだに自己満足でしかない自己犠牲物に目が無い。




 ”俺が耐えているうちに頼む!”

昨日発売されたオーバーウォッチは、拠点の確保や対象を護衛するルールがメインで、使用出来る21人のヒーロー固有の能力には補助的な物(敵の攻撃を防ぐ盾やバリア、体力の回復や移動力の増加など様々)も非常に多く、自己犠牲精神を活かし易いゲームバランスで僕の得意技が存分に発揮出来る良いゲームだ。β版を散々遊んだ後なのに、まだまだ個々の特性やチームの組み合わせに試行錯誤する楽しさが止まらない。

残念ながら野良プレイではチームがなかなか噛み合わずフラストレーションも溜まり易いものの、ここぞと言う場面で互いに空気を読み合いガチッと役割がハマった時の気持ち良さはなんとも言えず癖になる。どう"殺すか"では無く、どう"死ぬか"が重要に思えて来る点が実にヒーロー物らしくて面白い。あまりに熱中し過ぎて自己中心的に"俺がこんなに頑張ってるのに他の連中は何をしてやがるんだ!"に陥りそうになった時、「あぁ、俺今ダークサイドに堕ちそうだった...」と思えるかどうかも自分次第なのである。


美味しそうなお肉を目の前にしたらつい食べてしまう自称菜食家のように、FPSにおいては勝敗を左右しない場面でも"つい"ド派手にキル数を稼ぎたくなってしまうが、そこをあえて我を殺し仲間を活かす道を選択するのも「乙な物だろ?」なんていうヒーローの囁きが聴こえて来そうだ。

良い生き様なんて今更都合良く夢見る気はない。せめて良い死に方をしたいと切実に感じるお年頃な僕である.....








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posted by lain at 07:17 | 北海道 ☔ | Comment(0) | ゲーム PS4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年05月05日

君もヒーローやらないか?「オーバーウォッチ(Overwatch)β」Blizzard Entertainment/PS4/Xbox One/PC/感想

 やけに喉が渇く朝だった。

 「昨日何かしたかな?」

 なんて思っていたけれど、原因は一つしか浮かばなかった。久し振りに夜FPSに夢中だったからだ。




 ハック&スラッシュゲーム「ディアブロ」シリーズが馴染み深い"Blizzard Entertainment"が初めて手掛けたFPSということで、注目度が高い作品でしたが、日本人の僕としてはゲームの内容云々より親しみ易いキャラデザインへ真っ先に目が向いていました。公式動画でも大活躍している刻を操る”トレーサー”や、メックを乗りこなす”D.VA”の愛らしさだけでなく、サイボーグニンジャな”ゲンジ”や野武士のような”ハンゾー”など、日本人好みのキャラがしっかり抑えられているんです。他のキャラもこれぞゲームキャラといった個性的な面々ばかりで、見た目だけでなく中身(アビリティ)も各キャラそれぞれ違うから、自分のスタイルに合ったキャラを選ぶだけでなく、戦況に応じてキャラを変えて行く必要に迫られ、複数のキャラを自然と使うように設計されているのが上手い。


 一人一人の能力がある程度限定的(ダッシュが無いキャラや、強烈な攻撃を繰り出す時移動が出来ないなどのリスクがどのキャラにもある)で、CoDのような連続キルによるボーナスが無い( 敵を倒すと早いが、自然にも溜まるゲージを利用した強力なアビリティはある)分、非常に戦術が大事になり、ある種の「空気を読む」能力を試されるゲームでもあります。キル数は稼ごうと思えば幾らでも稼げるけれど、それで勝てるほど甘く無いのです。

 こうして書くと、非常に難しいゲームに思えて来るかもしれないけれど、ハッキリ言って遊び易い。MAPの幅が狭いため進むコースは3つほどに限定されるし、移動スピードもアビリティを使わない限りゆったりとしている。キルデス勝負ではなく陣地を取り合うようなルールがメインだから、回復や壁役がとても重要で戦闘が苦手な人はそっち方面に居場所が見つかるはず。あまりにもスポーティになり過ぎた昨今のFPSの中で「こういうのを待ってた!」と、感じた人も多かったに違い無い。少なくとも今回βを遊んでみた僕はそう感じました。6対6なんて今時どーよ?なんて言ってるガチでCoDやBFを遊んで来た人達や、もうFPSはいいや......なんて気後れしている人にも試して貰いたくなります。


 世界観に入り易いよう、短編アニメが複数公開されているのも実に良い。




 それはそれとして、今回だけの話では無いのですが、また国内だけXbox版が出ないという憂き目に遭って、ちょっと哀しいです。パッケージのコストが云々とか、いうのだったら分かるのですが、ローカライズに関してはボタンの表示程度の差だから簡単に流用出来るはずですし、せめてDL販売だけでもしてくれれば良かったのにと憤っています。サーバーの管理でお金がかかると言うことなのか分かりませんが、海外版のβではサーバーへアクセスが出来なかった為、おそらく本製品も同じ仕様では無いかと思われ、Xboxオンリーのユーザーはオーバーウォッチを遊ぶことを諦めざるえないようです。単純に国内版(PS4)を売りたいが為に海外版からの接続を締め出しているなんてことだったら、あまりにもユーザーの事を考えていない企業勝手な話ですが真偽はどうなのでしょう?......

 PS4は明らかに良い機械だけど、これまでXboxと築いて来た関係を思うと「両方で出るならXboxで遊びたい」と僕はまだ考えてしまう。それなのに、あぁそれなのに.......




 これまでが優遇され過ぎていたのもあるでしょう。全然売れないのだから出さなくて当然と言えば当然です。

 でも国内タイトルから見放されるだけならともかく、海外タイトルから見限られるのは流石に堪えます。

 本当の終焉に近づいている気がしてお先真っ暗ですねXbox One..........











 ↑と、思っていたら、どうやらマッチング出来るようになったよう。なんの不具合なのか?

 日本のサーバーはやはり無くて、アジアのサーバーがオープンになるまで遊べなかっただけなんでしょうね。早合点でした。どうしようかなぁ.....もうPS4版予約してしまったんだが.....

 Xbox好きだけど声優さんを楽しむ良さもあるから迷いますね..... web拍手 by FC2
posted by lain at 11:52 | 北海道 ☔ | Comment(0) | ゲーム PS4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする