2016年06月26日

生へノススメと円盤の悦び「amazarashi Live Tour 2016 世界分岐二〇一六」ライブBD/感想

 今から5、6年前まで、僕はライブなんて会場に行かずDVDで観れば十分だと思っていた。

 場所が悪いとステージが見えない可能性もあるし、生歌じゃ歌詞もろくに聴こえて来そうに無い気がするうえ、なにより一人で人混みに揉まれるなんて想像するだけで怖かった。

 でも、友人に付き合ってもらって安藤裕子さんのライブに行って以来、生の面白さを知ってしまって毎年誰か彼かのライブへ行くようになった。いまだにコールアンドレスポンスに反応したり、周囲に合わせて腕を上げるようなのは苦手ではあるけれど、あの空気感は一度行ったら忘れられない。そして、是が非でも行くと心に誓っているのがamazarashiのライブなのだ。





 今年のamazarashiのライブは新譜発売前ということで、いつもと勝手が違って戸惑ったところがあったけれど、改めてツアーファイナルである中野サンプラザ公演を収録したBDを観てみると、まとまりも良く一本筋が入った雰囲気でとても良かった。やはり初日とファイナルでは完成度が違うということなのだろう。東京公演ではライフイズビューティフルもセットリストに入っているし、今回映像化されたファイナルは完全にセットリストを入れ替えているから他会場のライブに行った人も新たな気持ちで楽しめるはず。

 あと初日の札幌では簡素なスタッフロール調の映像を使っていた「エンディングテーマ」が、ファイナルでは人類最後の男が死ぬまでの映像を収めたMV仕様になっていた点が個人的に驚きだった。最初は生温い感謝の歌だと感じていたのに、それとはまるで真逆な印象に変わってしまった。こちらのバージョンこそ生で観たかったなぁ........

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人類最後の男が死ぬ逝くまで流れる、様々な人達の最後の言葉が重い....





 ライブ会場では、一つの場所からしか観ることが出来ないので、こうしていくつかのアングルから楽しめる映像作品はファンからすると欠かせないアイテム。スクリーンの向こうで身を削る秋田ひろむの姿や、何処からでも絵になる映像演出など、会場だけでは味わいきれないamazarashiの魅力が満載だ。

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後ろ姿が実に絵になる男である...



 にしても実際に中野で観た人達というのは本当に幸せ者だと思う。同じライブを違うアングルから2度味わえてしまうのだから。これまで様々な試みをして来たamazarashiだし、今度は全公演映像化するくらいのことを思わず期待してしまう。贅沢だね、ファンは。

 歪な国だからこそ秋田ひろむが秋田ひろむに成ったというのは皮肉な話ではあるが、彼のおかげで生かされている人間が今どれだけいるかを考えると、秋田ひろむを生んだ日本に感謝すべきなのかもしれない。

 本当にありがとう(棒読み)







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posted by lain at 10:52 | 北海道 ☔ | Comment(0) | 音楽 国内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年06月03日

僕にとってのBBS

 普通、ガチャガチャした曲というのは眠気を誘わない。ところがBOOM BOOM SATELLITESの曲は低分子コラーゲンみたいに自然と身体に入って来るから心地良くて眠くなる。僕だけなんだろうか?

 それはそうと、BOOM BOOM SATELLITESのようなバンドをジャンルで定義すると色んな言い方があって正直戸惑ってしまう。エレクトロ、ハウス、トランス、テクノ、まだまだ他の言い方まである。起源や使われる楽器、僅かなテンポの差などによって区別されているそうだが、素人の耳にはなんのこっちゃ分からない。この手のジャンル自体が雰囲気を重視した未知との遭遇状態でワケガワカラナイけれど良い♡という世界だから、そんな些細な事に捕らわれる必要も無いのだろう。第一今じゃジャンルを飛び越えた音楽作りが当たり前だ。BOOM BOOM SATELLITESにしても、ベースは決まっているが様々な色が入り混じっていたように思う。音楽的な遊びを模索せずに長年活動を続けるなんて、どんな音楽家にも出来ないだろう。





 こんな事を言ったら熱心なファンに鼻で笑われるに違い無いが、いつだったか10数年前に凄いバンドが居ると風の噂で知った時からそうなのだけど、日本人離れした楽曲作りが格好良いと思う反面、ボーカルやリズムが一定で繰り返しの部分が多かったりすると、時に退屈を感じてしまう。だからどちらかと言うと毎日聴きたいというより、言葉の意味など忘れてぼんやりしたい時にこそ聴きたいバンドなのかもしれない。

 何処か鬱々とした物が漂っている点も好きになった理由だが、もしもボーカルの川島さんが脳腫瘍と生きて来たおかげで”それら”が生まれたのでは?と考えだすと、なんだか複雑な気持ちになってくる。おそらく最後の楽曲になってしまうだろう「LAY YOUR HANDS ON ME」が今までに無いほど辿り着いた感のある曲に仕上がっていて、まるで”平沢進”先生の壮大な曲みたいに脳髄へ響いていたから、上から目線で彼らのことを見直していた矢先の活動終了の報は本当に残念でならない。円熟したBOOM BOOM SATELLITESだからファンになった人も多かったろう。個性に順序を付けるなんてナンセンスだが、還暦で初のオリコン1位!みたいな彼らを一目見てみたかった気もする。





 BOOM BOOM SATELLITESのことを直ぐ頭の片隅に追いやってしまうような薄っぺらいファン(僕)の気持ちは兎も角、川島さんには時間が許す限り家族と安らかな日常を過ごして貰いたい.........











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posted by lain at 21:41 | 北海道 ☔ | Comment(0) | 音楽 国内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年05月23日

35年必要とされる仕事

今朝はなんだかへらへらしながら目が覚めた。珍しく夢がちょっと笑える展開だったからだ。内容は起きて直ぐ霧散してしまったけれど、もう少し見ていたくなる夢だったと思う。お陰様で昨日焼肉をたっぷり食べて内臓が疲れている割に、悪く無い朝だ。


昨日は何かと充実していたような気がする。焼肉をやったのもそうだがオタク活動がなかなか忙しかった。艦これのレベリングをしたり、FIFA16のキャリアモードを進めたり、焼肉で幸せになった身体のまま居眠りをかましたり、日本向けのタグを付けてTwitterをやりながらMotoGPを観戦したり、こりゃ家の外に出てる暇なんて何処にもありゃしないぞ!と、いった感じだった。

特に、夜になってアーカイブを聴き始めた先週分の坂本真綾のラジオ「ビタミンM」は面白かったなぁ。滅多にラジオ出演などしない”岩里祐穂”さんが自身の作詞活動35周年を記念して発売するコンピレーションアルバムを引っさげて登場し、真綾へ提供した楽曲達の話を聴かせてくれたのが凄く良かった。真綾も岩里さんも勝手知ったる仲といった感じで、師弟であり友人である二人の互いを認め合う関係が羨ましく思えた。流石は40曲もの歌詞を提供した(してもらった)間柄です。



そんなこんなで岩里さんの記念アルバムが出ると知って、どんな楽曲が収録されるのか見てみると、新旧・ジャンル・レーベルを問わない面々の歌が並んでいてバラエティーに富んでいた。言わずと知れた今井美樹、まさかの”ももクロ”、懐かしの”西田ひかる”やガチな女性シンガー”矢野まき”、奥さん(今井)に続いて旦那である”布袋寅泰”まで居た。35周年にかけて35曲を選んだそうだが、ここには収録し切れず泣く泣く切った曲も沢山あるに違い無い。ディスク2枚組で、DISC2には真綾の「プラチナ」も含めアニソンがたっぷり収録されており、僕のようなオタクも必聴のアルバムになっている。

ジャケットは岩里さんと交流のある高橋留美子さんだと言うし、気になって仕方ない35周年アルバムだが、とりあえずAppleMusicと手持ちの楽曲で半分ほど今回収録される曲のプレイリストを作れたので、それを聴きつつ懐事情と相談してみようと思った。


今週分のビタミンMで、どんな話の続きを聴けるのか楽しみだなぁ。











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posted by lain at 07:03 | 北海道 ☔ | Comment(0) | 音楽 国内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする