2017年08月16日

この夏見たいアニメはこんな感じ?

連休など何処吹く風の人達には申し訳ないが、流石に5連休が終わるとなると名残惜しいものがある。

たとえ、いつも通りのFGOと艦これを片手間にやりつつ、ついついオーバーウォッチをずるずる遊んでしまう五日間だったとしても。



それでも初日には掃除もちょっぴりしたし、ベランダで焼肉も焼いた。直後に降り始めた雨に気を許し、七輪を仕舞い忘れたせいで、今日の日差しでひび割れさせてしまったのは失敗だった。今年はもう焼肉は諦めようと思った。

アホみたいに海外ドラマを見た日もあれば、アニメだってそこそこ見た。そういえば今期は新作アニメの話はしていなかったのを思い出した。




今期はデットスポットに落ちたかのように言われているし、僕自身も不作かもしれないと感じていたが、元より観るのが追い付いていない状況のため、今期ぐらいの方が丁度良い気もした。お陰げ様で、あざといばかりで内容が薄い物、若手を育成したくて作った未成熟な物、コラボ有りきでアニメがメインとは言えないような物等、アニメの為にアニメを作っていない作品をバッサリ切ったため、サクサク観る作品の選定は進んだ。

ギャンブルに取り憑かれた美少女達の醜く歪む表情や、メインヒロインである蛇喰 夢子(CV早見沙織)
の恍惚とした様子まで、実に挑戦的でM男の心を擽ぐる。早見沙織のハマリ役だ。



天才と呼ばれたプログラマーが何故かファンタジー世界で美少年として転生し、才能を活かして憧れのロボット造りに奔走する話なのだけど、同じように異世界へ飛ばされたスマホ異世界アニメに比べると、天と地の差があるほど目に見えない設定がしっかり作られており、テンポの良い展開も実に小気味良い。それになにより主人公のエルくんだろう。男女問わず惹きつけられるであろう魅力的なキャラだ。



お前そんなんでどうやってサッカーやるんだ?とツッコミどころ満載な青山くんの天然天才っぷりが実に笑える。キャラがちょいちょいコミカルになるのも可愛いし、ツッコミ役に関智一という人選もナイス。ピッキングして部室に忍び込むという新手の女マネもお気に入り



現代日本の洋食屋が、もしも週に一度だけ異世界に通じていたら.....みたいなノリが平和で良い。エルフもリザードマンも王族も貧民も関係なく舌鼓を打つ”洋食のねこや”に俺も行きたい🍴



もはやオタクの世界に欠かせない人材となりつつある杉田智和節が炸裂し過ぎで、ちょっぴり不安になるところもあるけれど、アホの女の子を演じる女性陣の開き直った演技のお陰もあってちゃんと笑える作品だ。あれほど動かないOPなのに許せてしまうのが怖い.....



何処まであるのか分からない縦穴”アビス”で探窟を行い、遠い昔に失われた遺物を持ち帰り生活している少年少女達が微笑ましいのと同時に、程よく毒のある世界設定が気になる。Kevin Penkin氏の音楽による下支えがかなり効果的。



社交ダンスはちょっと〜などと言っている暇は無いほど王道としか言いようの無い王道が熱い。あと、ちょっぴり大人びて見える女の子達がエロ可愛くて仕方ない(男もなかなかセクシーかも?)。ダンスってのはやっぱこうじゃなきゃという色気である。




また女の子だらけのあり得ない設定か....と思ったのも束の間、素晴らしいアクションと渋いスパイ物を披露されて一気に好きになった。グッジョブ橘正紀監督


まさかの再再アニメ化なのに、まるで古臭さを感じない仕上がりでこいつは良い。レトロゲームは永遠に不滅です!と言いたくなるw



成績や日常生活の成果でクラスの評価が決められ、割り当てられる生活費の額に差が付くという理不尽な設定は馬鹿馬鹿しいが、俺ガイルと同じような匂いのする主役とヒロインが気になり見てしまう。



ゲームの話もそこそこに、すれ違う拗らせゲーマー達の恋模様。今期一番見てて恥ずかしくなる作品かも....




他にもまだ見れていない気になる作品無責任ギャラクシー☆タイラー地獄少女 宵伽 (第4期)や、このまま見続けるか迷っている作品(セントールの悩み18ifバチカン奇跡調査官アクションヒロイン チアフルーツFate/Apocrypha)はあるものの、概ねこの辺りを抑えておけば十分楽しめそうだと思った。

ここで春アニメの未消化分も消化しておかないと、秋アニメの充実っぷりに殺されてしまうだろう.....

頑張れ若きアニオタ達。後は任せたぞ.....








web拍手 by FC2
posted by lain at 00:39 | 北海道 ☔ | アニメ TVシリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年07月13日

夏い夏いと言っても春だって終わって無い人がここにいる〜2017春アニソン〜

蒸し暑い夏がいつの間にやら始まり、肉体労働メインのお仕事な僕は、家に帰ると気力が湧かない。録画したテレビ番組の消化もおぼつかず、夏アニメどころか春アニメも見終わっていない....


だから春アニメに対して言える事はあまりないけれど、地味にOP・EDが良い作品があったような気がしたから、忘れないように書いておこうと思った。





作品は微妙でも、曲が良い作品もちょくちょくあるもので、例えば「終末なにしてますか?(以下略)」なんかも、雰囲気出したい時の曲は良いのに、シチュエーションを活かしきれていない作りが足を引っ張っていて実に惜しいと思ったものだけど、概ね良い作品は音に対する作りも良い。それは勿論OP・EDの曲にも表れる。


特に個人的にはED曲が好きで困る。先に書いた「月がきれい」のED「月がきれい」(まんま)は今が旬の”東山奈央”の表現力と可愛らしさのバランスが絶妙なうえ、思春期の恋のきゅんとしてしまう切ない感じにぴったりで素晴らしかったし、同じような理由で「サクラクエスト」のED「Freesia」も本編後に聴くことで200%良い曲に感じる仕上がりだった。







楽曲の出来が良いと、EDのアニメーションもそれに負けじと拘りを見せるもので、本編で一切見せることのなかったテイストにした「ゼロから始める魔法の書」「アリスと蔵六」「進撃の巨人2期」などが印象に残った。コトリンゴの素晴らしさは言うまでも無いが、神聖かまってちゃんも時々こういう曲を上げて来るから馬鹿に出来ない。本当に天才と馬鹿は紙一重だ......



※EDの絵入り動画は軒並み怒られて消えているようである





そして、曲とアニメーションのテンポの小気味良さなら、生まれ変わった「笑ゥせぇるすまんNEW」のOP、「神撃のバハムート VIRGIN SOUL」のスタイリッシュなOPとキュートなEDで決まりだと思う。「笑ゥ」は高田純次さんの力が抜けたエンディング曲も最高ではあったけれど、やはりNakamuraEmiの切れ味が光っていた。彼女は今、曲作りが楽しくて仕方ないだろう。











あえて作品の為に発注した物と、ただの大人の事情で選ばれた物とでは、作品に対する浸透圧がまるで違うから、お金集めや人付き合いを理由にアーティストを選ぶ行為は個人的に好きではない。可愛らしい声優ユニットが歌うテーマ曲などは好きではあるものの、作品に合う合わないはしっかり考えてやって欲しいし、何より本編が低調では意味がないとも思う。

アニメも商売である以上、見る側作る側という分かり易い構図で割り切れない物だし、誰もが望んでいた通りの仕上がりになるはずも無いけれど、だからといって高い場所を目指さないのはつまらない。


限りある人材を無駄に浪費することなく、これから先もこういった作る人も見る人も幸せになれる作品が続いて行けば良いなと願うばかりだ。








「今はまだ、大丈夫」


そう考えるのが一番危ういのかもしれないし、その危うさを絶対許さないような風潮こそ未来を閉ざす選択かもしれない。


まっこと難しい今の時代、阿呆になった者勝ちというのが正しいのでしょうな。


僕は有頂天家族の"たぬき"になりたい。


あーだこーだと言ってもアニメをやめられないのも、阿呆の血のしからしむるところだろう。






web拍手 by FC2
posted by lain at 07:15 | 北海道 ☔ | アニメ TVシリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年07月11日

堅苦しく書いているけど、要するに爺ちゃんに可愛がって欲しかっただけの俺「アリスと蔵六」今井哲也(原作)/桜美かつし(監督)/高山文彦(シリーズ構成)/J.C.STAFF/感想

僕は”祖父”という物を見たことがない。

1人は僕が物心つく前に亡くなり、また1人は父が子供の頃に祖母とは別の女性と消えた。



こんな風に書くと、下手に同情されることもあるわけだけど、当の本人からすると祖父というのは両親と違い、初めから居ないとなるとそれが当たり前になってしまうし、周囲から悪く言われるようなことも無かったから特に気にしていなかった。自分の親が蒸発した父の方が、よほど傷は深いに違い無い。僕などが被った迷惑は、せいぜいお年玉の額が少なかったことくらいだろう。

ただ、時々、祖父が居たらどうだったのだろう?と考えないでも無い。祖父に対し嫌悪を抱いている父もまた、それほど良い父親とは言えない人で、子供の頃あまり構ってもらった記憶がない。平日は仕事だと言って遅くまで帰って来ないし、日曜はパチンコに入り浸り。家に居ても自分が気が向いた時だけ子供を構うだけ。いつの間にか居ても居なくても構わない、そんな存在になっていた。父の父がまともな人であったなら、父も僕ももう少しマシな人間になっていたのではないかと思ってしまうのだ。



風の噂で不貞を働いた祖父も亡くなったと聞いた。時が経って父に対する蟠りがだいぶ薄らいだように、父も祖父に対する怒りは和らいだかもしれない。血筋のせいにしても仕方ない話だが、血を完全に無視出来るわけもないから困ったものである。

”蔵六”という家族を手にいれた”紗名”を見ていたら、そんな取り留めのないことを考えてしまった。




自分の想像した世界を物理的に具現化出来る少女”紗名”が、自分の力を利用しようとする連中の元から逃げ出し、頑固一徹な”蔵六”と出会って、人として成長してゆく優しい物語だった。

前半はバトル物の様相を呈しているものの、終盤は力を持て余す少女達の心模様をじっくりやっているため、かなり視聴者は振るい落とされたのでは無いかと思った(個人的には最高の幕引きだと感じた)危うい少女達の闇を、あっさり祓う蔵六の深い優しさに、紗名でなくとも泣きそうだった(実際には泣いた)

終盤の仕上がりはシリーズ構成を勤めた高山文彦おじさんの色が強く出ていた。誰も死なない展開なのに、無駄に人が死ぬ作品より空気を重く感じたし、最後に残る切なさの質感も高山さんの匂いがしたように思う。流石は林原めぐみに「仙人」と言わしめた伝説の人である。

コトリンゴのEDも素晴らしい



あまり気にしていないつもりでも、心の何処かでは祖父という存在に興味があるのかもしれない(渋いおじさんや融通の効かない爺いキャラが大好きなのも、その反動か....)僕も蔵六爺さんのような人に生き方を教わりたかった。いじけた根性を叩き直してくれたことだろう。

もう高校生の子供が居てもおかしくない年齢でありながら、何を言っているのだろうと我ながら苦々しく思うけれど、大人だの子供だのという線引きは無益なのだと、人生も折り返し地点に到達する今ならはっきり言える。年老いることで身体や精神は確かに草臥れる。でもただそれだけの話なのだ。年を重ねるだけで偉くなれるというのなら、日本における高齢者の扱いも、もっと素晴らしいものになっているはずである。




完全な人になる必要もないし、大人になる必要もない。

ただ、当たり前のことを大事に出来る人間でありたい。そんな風に思わせてくれる作品だった。

それだけは間違いない。












関連過去記事

web拍手 by FC2
posted by lain at 07:22 | 北海道 ☔ | アニメ TVシリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする