2017年04月14日

続・冬アニメを振り返るふりをして......

前々から”キャラ見”だけで作品を評価する人達の気持ちは分からないけれど、当然キャラはアニメを楽しむ重要な要素であり、時に愛情がいき過ぎてしまうのもよく分かる。




たとえば僕が好きだった冬アニメのヒロイン達の話をしたならば、中年殺しな作品だった「亜人ちゃんは語りたい」の早紀絵先生が個人的にツボで、地味な格好をいくらしても、隠しようの無い盛りのついた暴走が可愛くてエロくて仕方なかった。実際の性交渉を描くより、あぁいう匂わせ方が中年にはぐっと来る。

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伏し目がちな男性陣が魅力的なBL色の強い「ACCA13区監察課」で若干影の薄い女性陣。その中で一人だけ重力を感じさせない笑顔を見せていたのがロッタ嬢だった。とにかくあの笑顔を見ていたら、何があっても家に帰り着くジーン・オータスの気持ちがよく分かる。生きていて良いのだと思わせてくれる女性は、他に何の取り柄もなかろうと素晴らしい….


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息子に見下されるおっさんの真の姿にジーンと来た「青の祓魔師 京都不浄王編」も、これまた女性陣の影は薄かったわけだが、やはり”しえみ”は可愛い。しえみもロッタ嬢と同じく存在そのもので男を幸せにする良い子。頑張り屋な彼女を見ていたら俺も頑張らなきゃと、奥村兄弟でなくとも考えてしまう。2期が作られたのは本当に嬉しかった。3期も彼ら彼女らを見れたら幸せである…..


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冬アニメのヒロインの中で、一番危険だったのはターニャ・フォン・デグレチャフだったろう。そもそも転生する前はいけ好かない男という設定であるため、なんとも言えない味わいのキャラだった。どちらかというとターニャを補佐してしていたセレブリャコーフの肉厚な唇と独特な雰囲気が僕は好きだな。CV早見沙織さんだし….ボソ


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中の人の存在を忘れるほどキャラが生き生きとしていた”このすば2”。お馬鹿でどう見てもノーパンな破廉恥駄女神アクア。中二病のロリっ子のくせに案外常識人で一番カズマと夫婦っぽい”めぐみん”。貴族令嬢にあるまじきドMっぷりがバカパクなダクネス。どいつもこいつ大好きで、また一緒にぐずぐずな冒険がしたい。

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押し掛けドラゴンとか誰得かと思いながら見始めたものの、メイドだけじゃなく爆乳さんとショタだの、でこピカアヘ顔小学生まで出て来て非常に楽しかった。特に奔放なカンナちゃんの間合いが象徴的だったと思う。ベタだが個人的にはけものフレンズより癒されたなぁ小林さんちのメイドラゴン🐉


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恋する少女は可愛い。たとえそれが腹黒であっても変わらないのだと証明していたのが「クズの本懐」の主人公"花火"だった。幼い頃からの想いが積もり積もって、もてあました体の熱と融合し自己嫌悪へと陥っていくのを見ていたら自分の思春期を思い出していてもたってもいられなくなる。青春は綺麗なだけじゃない。汚い物も含めて愛おしい。


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ついでに白状すると、女の子じゃないがめんこくてたまらなかったのは「昭和元禄落語心中」の信乃助だ。最終話ではシスコン落語家に成長した立派な姿を見せていたが、やはり子供の頃が一等可愛らしい。あざとく異性であることを武器にする下手な女の子より僕は断然信乃助が良い。ていうか信乃助下さい小夏さんっ(ガタ)


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キャラ絵が可愛いから良いアニメではなく、取り巻くあらゆる要素が魅力的だからキャラが魅力的に見えるアニメを良いアニメと言って欲しいし、自分もそうしたい。

別に作品のテーマよりキャラを先に好きになったって構わないだろうに、こんなことをいちいち心に誓わないと進めないなんて、我ながら面倒臭い人間である。



そろそろ春アニメを浴びるように見始めよう。今度はどの作品の誰を愛おしく感じるのだろう?....

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2017年04月12日

冬アニメを振り返るふりをして......

進学だ!入社だ!と騒がしい4月も最早半ばに差し掛かり、当然のようにレコーダーへ録画されているアニメにも”新”がずらずらと付いていた。

だがしかし、勿論僕は新しい春アニメなどチェック出来ていない(えっへん)




また似たり寄ったりなアニメがちらほら見える春アニメ、この中からどれだけ僕らに意外性を与えてくれるのか?ちょっと意地の悪い興味は今季も尽きそうにない。正直、体力や時間の制限を鑑みると、つまらないアニメばかりの方が助かる。あっさり切ってしまえるから。


よく1話の出来で見続けるのを止める決断を下すのは愚かな行為だと口にする人がいる。確かに、狙った趣向であったり、作り手自体のエンジンのかかり方が遅かったりで、尻上がりに面白くなる作品はある。しょぼい3DCGや間の悪い演出が逆にウケた前期の「けものフレンズ」などはそれが顕著で、普通ならユートピアでしかない”ゆるふわ系”萌えキャラを主役にしていながら、その後ろでうずまくディストピア感が回を追うごとに視聴者の心をじわじわ侵食して行き、気づけばどの冬アニメより話題の中心になっていた。

はっきり言って僕は1話で切っていた。質の悪いCG、もっさりした展開、擬人化など、色々と僕の中の地雷を踏んで居たからだ。しかし数話進むと違う一面が見えて来ると知り、結局最後まで見ることになったのだが、キャラの可愛さやディストピア感は楽しめたものの、やはりもっさりした3DCGの予定調和では感動など出来なかった。手描き、もしくは手描きに見えるアニメが好きなんだなとつくづく思った。

都市部で草臥れている社畜や、低ポリゴンな和ゲーに慣れ親しんだ人、現実を直視したくない若者などには、感情表現の薄い3Dモデリングや重いセリフを吐かない癒しの表現がツボにハマるのも理解出来るけれど、僕には「鬼平」や「昭和元禄落語心中 -助六再び篇-」のような原点回帰の題材や手法を用いた作品の方が今時新しいように感じてならなかったし、落語心中ほどの真剣さで作られた作品を差し置いて、神アニメだの覇権アニメだのと口にする「けものフレンズ」ファンには辟易した。そもそも毛色が違う作品同士で優劣を決めることがナンセンスで仕方ない。肉も野菜もデザートも、何故バランスよく食べられないのだろう?.......




そんなこんなで前期は切りに切って、最終的には10本前後しか残らなかった。しかし....

安定の続編勢の中でも守りに入らず攻め抜いた「この素晴らしい世界に祝福を!2」

BLに興味が無い人まで楽しませたオノ・ナツメさん原作の「ACCA13区監察課」

ゲスい考えに捕らわれ傷つく少年少女+成人女がヒリヒリする「クズの本懐」

ブランクも感じさせない熱の入れようだった「青の祓魔師 京都不浄王篇」

押掛女房ではなく推掛ドラゴン達が可愛い「小林さんちのメイドラゴン」

中年のツボというツボを押しまくった「亜人ちゃんは語りたい」

幼女の中身は神をも恐れないゲスい男の「幼女戦記」

....などなど、少ないながらも濃い時間が楽しめたように思う。



一旦終了した「3月のライオン」や「クラシカロイド」も存分に楽しんだし、薄々は分かっていても、いざとなると辛くて視聴者が鬱で嫌だと眉間に皺を寄せた「鉄血のオルフェンズ」だって個人的には味わい深かった。

緩い世界から、きつい世界まで、面白いラインナップだったとつくづく思うのと同時に、予算が多ければ作り手のやりたい事が出来て、それらが視聴者に理解されるわけではなく、様々な理由が重なって今この瞬間必要とされている作品がウケるのだと思い知らされた。

ありきたりな事と、ありきたりじゃない事が絶妙なバランスで成り立った「けものフレンズ」は、この先のアニメにどんな影響を残して行くのか?少々不安な気がする春である。

もう一度同じことをやれと言われても無理だろうし、真似ても上手くいかないだろうから......





(´-`).。oO前期のアニメを作り手が楽しそうという基準で選んだわりに、けものフレンズが入ってなかったのは僕の目が節穴だったんだろう....






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2017年01月31日

"作り手が楽しい=視聴者も楽しい"2017年冬アニメ感想

会社・現場までの道程や、突然出来た空き時間、よそ見が出来るゲームの片手間.....とまあ、今年もどえらい目にあってアニメを消化している僕ですが、以前海外ドラマでも同じような事態に陥っていたことを思い出し、そろそろアニメもバッサリ観るのを減らしたくなって来ました。


面白いから観ると言うより、面白く無い作品を切る、みたいな視聴の仕方をするくらいなら、最初から観ない方がよほど作り手に失礼が無いんだろうなぁとも思いますが、こればっかりはある種の習慣病過ぎて、いきなりは止められそうもありません💦




とりあえず、今期は”アニメーターのやる気”が溢れているアニメを観続けよう!を目標に掲げ、それ以外はじゃんじゃん切って行くことにしたのであります.....




注!全て独断と偏見の素人考えでマークを付けています(銀魂、テイルズ、弱ペダ、省略)



▪️小林さんちのメイドラゴン


キャラが可愛いしアクションも良く動く。細か部分の作画も良く、仕事の仕方が実にプロ。幅広い層が幸せになれそうな作品




▪️鬼平


今時こんな物好きなジャンル、トムス以外に誰が作るの?っていうくらい渋い。誰もやらないリアル系時代劇だけに、作り手も遣り甲斐があることだろう。男が掘れる​惚れる男をありがとうトムス




▪️青の祓魔師 京都不浄王篇


少々間が空いての新作ということで、作るのが楽しいと言うよりは大変そうな気がしてを一つ減らした。個人的には続編を見れたことだけで最大級の感謝しか無い。クォリティも抜群でした謝謝




▪️ACCA13区監察課


良いものしたい!という気持ちが随所(色選び、カメラワーク、間の取り方)から伝わって来る出来で面白い。原作をうっかり積んでいたのが功を奏した面もあるのだろうか?今の時代は女性の方がハードボイルドを求めている気がする。ただ、”オノ・ナツメ”さんのキャラは作画が大変そうだ。




▪️うらら迷路帖


ストーリー展開にはまったく期待出来そうにないが、美術・背景が意外なほど綺麗であるのと、可愛い女の子達をひたすら愛でるには良いアニメだろう。好きこそ物の上手なれとはよく言ったものでありますw




▪️エルドライブ【ēlDLIVE】


絵に描いたような(いや、描いてるんだけどさ)宇宙人のバリエーションに苦労している人がいそう。正直アニメーター云々より、釘宮理恵さんにを3つ付けた。主旨がズレてるけど.....




▪️CHAOS;CHILD


元々が少々古いCHAOS;HEADの世界観のため、観てて恥ずかしくなるような設定や展開が数多くあるものの、相変わらずここのブランドは生臭いリアリティを含んでいるからつい気になってしまう。作り手的には実際どうなんだろうか?楽しいのだろうか?




▪️ガヴリールドロップアウト


天使と悪魔の逆転学園生活が笑える。駄目な自分達を愛でるように駄天使を甘やかすのは、さぞかし楽しかろう(白目)



▪️クズの本懐


叶わない恋に恋しながら、手ごろな男で、もてあました体の火照りを冷まそうとする女の子が凄くリアル。いきなりの糸引くキスシーンといい、刺激的な制作現場になっていそうで覗いてみたい




▪️この素晴らしい世界に祝福を!2


作画のテイストが変わり、戸惑う声が周囲から上がるものの、僕としては"このすば"らしい勢いのある作画で実に楽しい。駄女神の尻にも作画スタッフの愛を感じるなぁ.....(しみじみ)




▪️昭和元禄落語心中 -助六再び篇-


もう今更何も言うことはない位、本作に対する作り手の誇りが伝わってくる。ただただひたすら彼らの仕事を楽しみたい。



▪️超・少年探偵団NEO


DLEの名は伊達じゃ無い。同じ明智小五郎物でもTRICKSTERより100倍楽しい。これだけ悪乗りしてて作るのが楽しく無いはずがない。




▪️ リトルウィッチアカデミア


今時こんな仕草の女の子いないだろ〜っていうくらい表情豊かなキャラクター満載で、1話目から物凄い質量が伝わる作画に夢中になった。採算度外視して作品作れる会社は、兎に角絵を描くのが楽しいアニメーターにとっては天国に違いない。



▪️亜人ちゃんは語りたい


まさかの勘違いで亜人のスピンオフだと思っていた僕を殴って下さい恋には発展しなさそうなハーレム具合が良い塩梅で、人間社会には溶け込んでいながらも、何かと危なっかしい亜人達が可愛くて仕方ない。



▪️にゃんこデイズ 


「ぷちます!」みたいにデフォルメされた擬人化猫のあざとさからは、救い難い何かを感じるものの、可愛いものを撫でて何が悪い💢くらいの意気込みは良し。



▪️政宗くんのリベンジ


SILVER LINK.の仕事っぷりは良いのだけれど、主人公の志の低さに辟易。腹ペコのヒロインもあまり好みで無いし、作画と花江くんの演技だけが継続視聴へと誘ってくれている。



▪️幼女戦記

とんでもないタイトルのアニメキター!と思って見てみれば、なかなかハードな戦争物で、これまたとんでもない幼女が駄目オヤジのM心をくすぐりまくり。その他のキャラも良い描き分けがなされているし、幼女の恐ろしさを側で目の当たりにする女性兵士も形容し難い容姿(可愛いような可愛く無いような)で魅力的。これも皆んなが楽しくなれる作品になりそうだ。



さぁ、そんなわけで独断と偏見でお送りして来ましたが、改まって振り返ると不作不作と言いつつ今期も楽しめそうな作品は十分ある感じで嬉しいです。まあ見るのを減らしたいのだから不作の方が好都合なんですがね.....



アニメ漬け



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posted by lain at 07:19 | 北海道 ☔ | アニメ TVシリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする