マッサージ器恋しさで家に帰りたいおじさん.........

久しぶりに海沿いまで出張に来た。丁度天候が荒れ始めるタイミングで、こんな場所に送り込む会社の指揮能力は疑わしい。

海からの厳しい風は、これまでの記録的な暖かさを全て吹き飛ばす勢いで頬を打ち、流石は日本海だと独り言ちてしまった。



こんな日は暖かい物を飲み、暖かい風呂に入り、マッサージ器で肩でもほぐせば最高に違いないのだけれど、出先にまで持って来るにはちょっとマッサージ器は大きかったかもしれない。


※患部を温めるものや、電気を流して強制的にやる例のものなど、様々な機器があったが、靴やジーンズを選ぶ並みに使ってみなければ分からない状態で難しかった。



40歳を迎えた私だが、これまでマッサージ器の類は使ったことがなかった。外仕事で肩や腰を酷使し、私生活もPCやゲームで休まることなく身体をこき使っている割に、マッサージ器を使わずに来たのは、正直自殺行為だったと言える。今年に入り上下を向くとフラフラする状態が続くようになって、これは肩凝りを放置し続けてきたツケが回ってきたからではないか?と、ようやく必要性に思い至っているのだから世話のかかる男である。

全然使ってみたことがないため普通に恐々使い始め、慣れるまでは首回りの太さ調整が効かない仕様に身体が悲鳴をあげていたものの、風呂で体を温めてから使うようにしたり、自分にとっての機械を当てるベストなポジションが分かり始めてから一気に気持ち良さが上回るようになっていった。微妙に複合的な動きをするのも好印象で、肩の部分だけでなく、肩甲骨の辺りもググッとやってくれるのがなかなか良い。

ただ、上記した通り、自分の首の太さに合わせて調整出来ないため、自分の方で機器を当てる加減を調整しなければならず、ポテンシャルを完全に活かせる人は、それほど多くないのではないかと思う。肩たたきの要素も機械の自重と使う人間の押さえ方次第だし、厚着していると効果が期待できない。私はシャツ1枚にならないと首は苦しくマッサージ器が服ばかり動かして意味をなさなかった。値段相応と言われればそれまでだが、もう少しだけ融通の利く仕様でも良かったのではないかという懸念は拭い去れない。

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※こうして見ると某ガンダムの付属装備みたい。




とは言っても、やはり今まさに手元に欲しい機械である.....

他の人が入っていると落ち着かないから湯船にゆっくり浸かりはしなかったが、いつもの部屋とはまるで違う環境で心身共に強張っていく体をこれでもかと揉みほぐしたいのだ.......

若い人には分からないだろう。私も若い頃は分からなかった。



「自分だけは」




そんな気持ちが若さにはある。だが若さを失えば、そんな傲りも消えてゆくのだ。

今はただただ、あの機械が待つ部屋への帰還だけが望みである。元若い人が言うのだから間違いない。

マッサージ器は間違いなく僕ら人類の味方なのだ。
posted by lain at 21:21北海道 ☔雑記

カビを育て過ぎた男が頼った”侍”とは?....

11月も半ばだというのに北海道に雪が降らない。

厳密には平地ではという話だが、エルニーニョの影響で異様に気温が高いのだ。お陰でストーブも朝必要になるかどうかである。

いつもならば秋を味わう間も無く雪が全てを覆い隠してしまうところだから、こんな秋も悪くないものの、代わりに雨が降るし、今降らない分の皺寄せが年末にドカっとやって来そうで楽観は出来ない。大雪で仕事が休みというだけなら願ってもないことだが、除雪はしなければならないわけで、大雪など本当に、ご勘弁願いたい。




それはそうと、ストーブと言えばここ数年湿気によるカビに悩まされている。下の階で使っているストーブに乗せられている薬缶が吐き出す水蒸気が、逃げ場所を求めて私の部屋へ殺到するのだ。湿気取りをいくら置いても間に合わず、放置しているうちにどんどんカビは酷くなっていった。

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※まっくろくろすけを潰したわけではない....



これは流石にまずいと、洗剤を付けた雑巾でゴシゴシ拭いても効果はなく、カビ取り製品を眺めるも、木製品への使用がNGと書かれたものばかり。こんな時はネットだなと知らべて見つけたのがこれだった。

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※木製品だけでなく、壁紙、畳、布等にも使えるとのこと


使い方はシュッシュッとスプレーを10吹き程度するだけ。拭き取りは一切必要ない。流石に一度だけでは今回の根が深いカビは落ち切らなかったものの、何度か繰り返し使用したところ結構カビが落ちた。かなり強力な除去剤だから当然木製の壁の色も一緒に落ちてしまうが、この際そんな粗末なことに構っていられなかった。前後の写真を見比べるまでもなく、カビが消えていくのを実感出来て、久々に良い買い物をした気分になった。

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※少し黒ずみは残っているが、やらないより遥かにマシな状態になった。



何処にでも売っているカビ取りでも、色落ちさえ気にしなければ同じ結果になったかもしれないが、あえて木製品のカビ落としにチャレンジしているこの商品には好感を持った。最近はあれもダメこれもダメと、決して”それ”に使えないわけではないのに、メーカーとして責任が持てないからと逃げ口上ばかりが先立っていて残念である。こういう風にも使えますが、こういったリスクもあるので注意して下さいくらいで商品を売って何が悪いのだろう?ぶっちゃけ、そこまで言われていて使いこなせなかったら、お客側の問題なのである。せっかくの売りをリスクを避ける為にアピールしないなんて本当に馬鹿馬鹿しい話じゃなかろうか?



薬はなるべく副作用が少ない方が良いが、副作用を受け入れてでも”効果”を期待したい時だってあるのだ。

もっとお客に選択をさせよう。

もっとお客に責任を持ってもらおう。

そういうの、実は今は凄く大事なんじゃないかと思った。




posted by lain at 09:38北海道 ☔雑記

無責任艦長が退艦なされてしまった......

週に30本を優に超える数が放送されるアニメを、”消化”と称して観るようになってしまった僕にも、1本1本を大事に見ていた時期があって、特に中高生の時がピークだったと思う。

兎に角何を観ても楽しい頃だった。セーラームーンに幽遊白書、Vガンダム、ヤダモン、ママは小学4年生、テッカマンブレードや”くれよんしんちゃん”まで余すところなく愉しんだ。


今月の17日に亡くなっていたことが公表された辻谷耕史さんが主演していた「無責任艦長タイラー」も大好きな作品で、一見無責任に見える男が意図的なのか偶然なのか分からない感じで、本質を露わにしていくのがただただ面白かった。

真下耕一さんの演出力や、原作の良さもさることながら、辻谷さんの無害で無欲で誠実そうな声がタイラーという男の懐の深さを表現出来ていたのが大きかったように思う。無声アニメは無声アニメで良さはあるが、動き回るキャラクターに声を入れると、達磨の眼に墨を入れるのと同じで魂が宿るように感じる。そういう意味でいうと、声優というのは素人が思う以上に責任重大な職業だと言えるだろう。








数日前には田中信夫さん、更に少し遡ると石塚運昇さんも亡くなった。寄る年波には勝てないわけだが、辻谷さんのように50代でも亡くなる方も多いから声優界隈は見てて辛い。
演技のお仕事というか、アニメ業界そのものが大変な業界かもしれないけれど、声を吹き込んだその瞬間から自分だけの命ではなくなっているのだという自覚は持って欲しいし、純粋に好きな声の持ち主には、少しでも長く幸せに過ごして欲しいと願わずにいられない。

まあ、長く生きること自体が不幸な人も大勢いるわけだが......






バーニィ、シーブック、タイラー艦長.....安らかにお眠り下さい......
posted by lain at 07:17北海道 ☔雑記