秋アニメも折り返しになって中年が想うこと

なんだか秋アニメは非常に多い。とにかく多い。

夏はコロナの影響でスライドしてきた春アニメが多かったため、それほど負担になっていなかったが、今期は油断すると一気に録画が溜まってしまう。しかもスルーするには勿体ない作品が潤沢であるため、更に中年の日常を圧迫してくる。

アニメなんて好きになるものじゃない......



暇があれば見るかも


絶対見る


途中で止めそう


俺は続けて観ないけどノリの馬鹿さは面白い


配信で一気観出来るよ結構面白いよ


WOWOWじゃないとまだ見れないよ





殊更”多い”と表現することすらどうでもよくなってきた異世界物は、相変わらず全体的に品質が落ちておりイロモノが目立つ。ある種の生々しさがある「100万の命の上に俺は立っている」にしても、自分を客観的に見れない人間の痛々しさが作る人達から滲み出ているし、「くま クマ 熊 ベアー」のようにゆるカワの皮を被ったゲーオタご都合ワールドも冷静になると気分が悪くなる(15歳で株のトレーダーで金を稼ぎ、高級マンションでVRMMOに夢中と云う設定に不快感を抱かない人って少数派では?)。お馴染みの異世界転生して凄い能力を手にする作品である「神達に拾われた男」も設定が生臭すぎるし、その他のキャラ造形がテンプレなだけの雑さ加減でまるで惹かれない。なんと云うか、創作ではなく「こうだったらなぁ...」という妄想に付き合わされているだけに感じて嫌なのかもしれない。


若い子には人気でしょうな。



同じ妄想に付き合わされるなら、細かいことはどうでも良いのだ!と振り切った作りの作品が良い。使い古された車に轢かれるからの結婚へ即繋がる童貞脳爆発の「トニカクカワイイ」や、精神に干渉するマイクを使ってイケメン達がラップバトルする意味不明作品「ヒプノシスマイク
-Division Rap Battle- Rhyme Anima
」くらい仕出かさなければ意味がない。仕出かすのが日常になり過ぎて、逆に優等生に見えてしまう「秘密結社 鷹の爪」なども安定の面白さだ。Adobe Flashは終焉を迎えるが、Flashアニメは終わりたくないようだ.......w




冒頭からこき下ろしてばかりだが、普通に観れる作品が多いことに変わりはない。ジャンルも様々で多様性を感じる。百合好きは「安達としまむら」「アサルトリリィ Bouquet」を見れば良いし、中年の意地と体操に興味があるなら「体操ザムライ」で決まり。リアリティのあるファンタジーが観たいなら「禍つヴァールハイト辺りが良いだろう。無料ゲームが原作とは思えない群像劇構成が目を引く。ぶっちゃけ一つ一つとりあげること自体しんどいほど観れる作品がある季節だ。


体操シーンだけでなく、心理描写が実に良い。王道スポ根復活劇は痺れる。MAPPAへの信頼がまた高まった。



それでも、あえてこれだけは観たら良いのではないかと思う作品を挙げる(続編勢は除く)なら、「魔女の旅々」「呪術廻戦」「魔王城でおやすみ」かもしれない。キノの旅のような厳しさを持ち合わせた物語性とアニメーションの仕上がりが抜群の「魔女の旅々」は、旅に出るまでの話を先にやってしまった以外、不満をほとんど感じない面白さであるし、絶滅を危惧されている(俺の中で)見た目年齢が高めのキャラ造形や紅一点のリアルな性格が清々しい呪術廻戦の王道オカルト展開には新鮮さすら感じている。そして散々アニメで疲れたら「魔王城でおやすみ」を見れば完璧だ。出来ることなら、こんな美少女に生まれてゆるふわに惰眠を貪りたかった......











今期アニメでなんとなしに思うのは、女の子って良いなと云うこと。お兄様への想いに揺れ動く深雪(魔法科高校の劣等生)のいじらしさのような可愛さだけでなく、釘崎 野薔薇(呪術廻戦)の男勝りな奔放さも込みでそう感じるのだ。弱そうに見えて強く、我が儘にみえて素直。可愛いを普通に纏うことが出来て、それが似合っているかどうかは意に介さない実直さが羨ましい。

全員が全員そうではないが、女性の行動力に違いはないように思う。それは女性の海外旅行率の高さからもよく分かる。別に海外旅行に行きたいわけではないが、その活力には嫉妬せずにいられない。男の本心だけで”なりたいもの”のランキング付けをしたら、間違いなく女性、しかも美少女になりたいが1位になることだろう。我が人生を懸けて保証しよう(まがお)




アホしかしないからね..男なんて.....♂