推しが武道館行っても死ななかった俺達『amazarashi LIVE TOUR 2019 「未来になれなかった全ての夜に」』BD/感想

♪さよならごっこ〜なれたぁ〜もんさ〜


寝ているのに口遊んでいるなんてこと、ないだろうか?

いや、実際声に出してはいないと思うのだけど、同じフレーズが反響するように頭の中を駆け巡る朝だったのだ。




先週わざわざ遠くのコンビニまで支払いを済ませて来たせいもあるのか、最近暇さえあればamazarashiを聴いていた僕は、昨日連休の心の余裕もあって見るのを忘れていた(この時点でありえない)2019年のライブBDの存在を放置出来なくなりプレイヤーにディスクを投入。去年のツアーを思い出しながら、誰に言われたわけでもなく、ごく自然に秋田ひろむと一緒に歌い続けていた。

amazarashiを好きになって、もうかれこれ10年近くなる。彼らもとうとうホールツアーが実現するというのだから、より一層長い10年に思えてならない。未だアニメをよく見る人以外には、認知度が低いのではないかと思うものの、それこそ某アイドル追っ掛けアニメのような武道館に言ったら死んでも良いだなんて言えない存在にはなった。どれだけの人がamazarashiを心の支えに生きているかしれないだろう。

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この世界は絶えず変化している。”秋田ひろむ”も勿論そうだ。満たされないばかりだったのに、満たされつつあるのを実感している彼を歌から感じてしまう。それは決して悪いことでは無いし、表現力が豊になった分で相殺されているから、変わらずステージの真剣勝負は続いている。これまで自分が当事者だった彼が、今まさに当事者である人へ”俺もそうだった”と語りかけるかのような温かみが増しただけの話なのだ。上から目線でもなく、時に寄り添い、時に突き放すかのように紡がれる物語はまだまだ続きがありそうである。

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これまでの10年、これからの10年。

きっと同じ物にはならないだろう。

物語は始まったばかりだ。