儀式の終わりに思うこと。

何十年に一度お目にかかれるかどうかの即位礼正殿の儀が終わった(まだ即位に関する儀式は続くらしい) いちいち退位から即位まで数ヶ月かかったことには小首を傾げたものだが、これを機に近年の嫌な流れが変わってくれれば、そんな些末なことは棚に上げても良いと思ってる。令和天皇の即位に合わせ吉兆に思える天候の変化が起きたことを大騒ぎしたりもしていたが、それがただの偶然ではないことを是非とも証明して頂きたい。悲観論では何も進まないが、根拠のないことを引き合いにして楽観するのは危う過ぎる。

お祝いムードに水を刺したいわけでもないが、手放しで喜んでばかりもいられないだろうとも思っている。特定の個人や組織に過剰な期待を寄せる人は、自分の未熟さすら最終的に他人の責任にしがち。結局は自分たち次第なのだと肝に命ずるべきだ。慎重論を唱えることを許さない人も居るが、皆が喜んでいるから自分も喜ばなければならないというなら、ヒットラーと同じ考えなんですねとしか言えない。


古来より行われて来た儀式の厳かさは確かに得難いものである。薄っぺらな設定に囲まれたアニメを散々観ているからよく分かる。天皇は不要という考えは変わらないが、彼らが居るからこそ守れる文化があるなら惜しいという気にもなろうというものだ。年配の人達ほど若者は天皇に対する想いは無かったかもしれないが、こういった祭儀によって皇室への興味が湧いた人も少なくないだろう。ゲスいおじさんである僕は見た目に可愛らしい佳子さまのことしか頭にないけれど.......


本当に令和で良かったと思える時代になってくれ........ただそれだけだ..........