酒と自分とピエールの話

普段は全然酒を飲まないくせに、出張に来てから何度か酒を摂取していたせいか、あと二日三日で帰れる時期になって身体が悲鳴を上げ始めた。宿の食事の量が多めなのに、間食もいつもより多めという悪循環の中に酒を放り込むのは自殺行為なのだと今更ながらに痛感している....



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コロナビール以外ピンと来ないビールを飲むよりは、ワインやカクテルが好き

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岡村靖幸が大好きなのに飲んだことが無かったカルーア。ドロっと濃厚なコーヒー味だから本当に牛乳が合いそう。何故一緒に牛乳買って来なかった俺....




酒を飲んでもハッピーな気分にはならないけれど味わいは嫌いではないし、まだまだ”知らない”が存在する世界でもあるから、味覚を衰えさせないためにも、たまの飲酒は悪く無いだろう。結局なんでもそうだが、誰かや何かが悪いのではなく、己を律することが出来なくなるほど依存するのが悪いのだ。最近TVを賑わせているピエール瀧の逮捕にしたって、彼が薬物を使用し続けている間に"何"をして来たかを振り返るべきであるのに、彼が関わった物全てに蓋をするような行動ばかりが目について仕方ない。それはそれ、これはこれ、何故そう考えることが出来ないのだろうか?.....

ルールで決まっている以上、法で裁くのは当然なのかもしれないが、ルールは万能ではない。たかが過半数を確保しただけ是とされる物を総意と判断するのは、薬物使用より危険だ。誰もが薬を使うような未来は嫌だが、その”経験”を周囲に上手く還元出来る人は貴重なのではないかと思う。現代医療だって人道に反することの繰り返しで前進して来たのだから、有害とされる薬物だって、誰かが用法用量の管理を行い使い続ければ、何かの役にたつのではないだろうか?





僕は酒もタバコも無くても困らない。当然薬物だって必要ない。それでもピエール瀧を追い詰めたいとは思わない。薬物は人を激しく狂わせ、重犯罪に走らせるが、薬を使わなくとも重犯罪に手を染める人は大勢いる。モスクを銃で襲撃した男や、子供の手足を縛り水風呂に放り込んでいた母親と内縁の夫だって薬物など使っていなかったはずだ。

「酒のせいで」と口にする人が俺は嫌いだ。同じように「クスリ」のせいでと口にする人だって好きではない。

何をもって罪とするか、僕らはもっと考えるべきなんだろう。