こんなにも中二病で自己満で後付けサクサクなのに止まらない....「コードギアス 反逆のルルーシュI〜Ⅲ 劇場版」谷口悟朗(監督)/サンライズ/感想

いつもはNetflixばかりで、Amazonプライムビデオまで見る暇がないものの、出張先だとやれることが限られてくるから当倍速で三部作をあっさり見終わってしまった。





政治の道具として敵国に預けられた皇子が人智を越えた能力を手に入れて、大勢を不幸にしながら復讐を果たし最後には贖罪の為その身を捧げるというのがコードギアスだったわけだが、本作はそのTVシリーズの再編集プラスα(何処がプラスなのかよくわかっていない)な劇場版。

それでなくともテンポ良く進み、様々な勢力が絡み合う内容なので、2クールを三部作に切り分けるのはかなり無理がある中、ルルーシュとCCを中心としたギアスに深く関係する人々のことをちゃんとまとめることが出来ているような印象を受けた。当然一部のキャラの扱いが雑になってしまうため、全ての人を満足させるには至らないだろうし、コードギアスを初見の人にもオススメは出来ないが、こいつはこんな奴だったなぁとしみじみ思い出しながら見る分には十分な劇場版だった。個人的にグッと来たのは、ロロが最後まで自分の信じたいことだけを信じて死んでゆくシーンで、ルルーシュの罪を象徴する出来事の一つとして何故か忘れられない...


改めて見ても、後味の悪さが満載の自己満足作品であるし、後付けが多く力業過ぎる作品なのだけど、ギアスという能力に翻弄された者たちの悲痛さのせいで、ついつい最後まで見てしまう面白さが勝る。あのスザクの涙を無にしたくなくて、新作劇場版である”復活のルルーシュ”を劇場に見に行かなかったが少し興味が湧いてきた。この三部作を準備運動代わりに作り、一体どれだけ当時の熱量を取り戻せているのかは甚だ疑問ではあるが、死に切れなかったルルーシュとコードギアスが新たに何を成し遂げるのかは気になってしまう....




どうでも良いが本当にルルーシュは親に恵まれていない。父親だけかと思いきや、母親も自分のことしか考えていなかったのだから。

よくよく考えると懐かしの昼ドラみたいだコードギアス.....