オジさんが観る春アニメはコレ。

GW始まっちゃったね。

僕は分割式(4/29〜4/30、5/3〜6)のGWなので、長期休みの人が眩しくて仕方ないのだけど、始まってない人というか、そもそもGW無い人も沢山いるだろうから贅沢は言わないでおこう....と思い込めれば人間苦労はしない。誰が連休の合間の仕事を真面目にやれるというのか?...いっそ繋げようよ......来年の新天皇即位によって発生する1年限りの大型連休を、うちの会社も履行してくれることを祈りたい......



まあ、そうは言っても、どうせ休んですることと言ったらゲームかアニメか気まぐれに見始めて止まらなくなるNetflixだったりするわけだけで、たまにはプラモでもじっくり作りたい気持ちもないわけでもないが、ヤスリがけや塗装作業に夢中になると身体がボロボロになるのが容易に予測出来てしまって重い腰が上がらない。せいぜい掃除や家の雑務を済ませるくらいが関の山だろう。昨日かなり雑務を片付け、焼肉までやれたのは頑張った方だ。お陰で概ねどのアニメを観て行こうかという方針も決まった。ただ、今回は全然絞り切れていないため30本を超える新作となり、少々キャパオーバーは否めない。どれから脱落するのだろう?....




今期もしっかり並ぶアイドル物では、定番の「アイカツフレンズ!」や「キラッとプリ☆チャン」(←プリパラの流れ)を抑えて一番面白かったのは、「ウマ娘 プリティーダービーだろう。また得意の擬人化かと、呆れ気味に観始めたら、競馬の楽しさを上手く活かしつつ、まさかのアイドル要素を放り込んでいる巧妙なやり口に思わず「巧い」と思ってしまった。Cygamesのアニメに対する本気度は相変わらず素晴らしい。





こちらも毎回欠かせない?魔法少女物なのだけど、今回は色物が一番面白かった。良くも悪くも”まどマギ”以降の作品に思える「魔法少女サイト」の鬱屈に、往年の名作「Cutie Honey Universe」(キューティーハニー)が娯楽のお手本を見せたかと思えば、それらを全部ぶっ壊す”ふゅーじょんぷろだくと”の隠し球「魔法少女 俺」がいて、混沌にもほどがあった。最近、最低で最高のクソアニメが本当に多い(賛辞)





馬鹿馬鹿しい流れで挙げるなら、群馬とがっちり組んでる「お前はまだグンマを知らない」(キャラデザはなんと湖川友謙さん)は普通に笑えるし、SNSのあるあるネタがグサリと来る「SNSポリス」も外せない。SNSをやり続ける意義は「生存報告」にあるというのは名言過ぎた。エースパイロットが大真面目に不真面目をやる「宇宙戦艦ティラミス」もかなり罪深い......大塚さんのナレーションの無駄遣いたまらん........w






そういうご時世なんだろうなと感じたのは恋愛物で、前期は「恋は雨上がりのように」で痺れるような歳の差の恋をやった”赤尾でこ”が構成する「3D彼女 リアルガールの主役であるオタクの青年や、再就職先で幼馴染の男(ゲーオタ)と再会し利便性から軽々しく付き合い始めてしまう「ヲタクに恋は難しいのOL(主に腐女子)など、ひと昔前なら見る側を選ぶような主人公が普通に前面に出て来ているのが印象的だった。

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CV沢城みゆきのキャラがたまらなくツボ




他にもあっちの世界に連れて行かれて嫁にさせられそうな「かくりよの宿飯」や、なんとも言えないバランスのヒロインが新鮮な「多田くんは恋をしない」も定番の恋愛で面白いが、もっと定番で王道な子供向けアニメ「若おかみは小学生!」の女の子が家に憑いた幽霊と親密になっていく汚れのない感じの方が、今は心にスッと入り込む。

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某将軍様の番組が大好きな外国のお嬢様。ヤラシイ感じではなく、品の良い可愛さがなんだか良い。





恋に発展するかどうかは分からないが”旅は道連れ世は情け”と言わんばかりの絆が良かったのは、エスパー少女がヤクザの家にとんでもない方法で転がり込む「ヒナまつり」であったり、SAOの派生作品「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」、そして「ゴールデンカムイ」だった。特に”不死身の杉元”と呼ばれる主人公が、戦争から帰り酔っ払いの与太話でアイヌの埋蔵金の話を知り、偶さか知り合ったアイヌの少女”アシㇼパ”と共に旅を始めるというゴールデンカムイは本当に面白く、アニメの仕上がりも良いが原作の力による部分が相当あるのだろうなと思った。良い原作だとアニメーターもモチベーション上がるよねやっぱり。

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戦闘描写も面白いが、ゲーム内外のギャップ萌えが良いガンゲイルオンライン






いつも通り続編勢は軒並み面白く、長い沈黙を破って登場の「フルメタル・パニック! Invisible Victory」、これまでの主要キャラがどんどん出てくる「Lostorage conflated WIXOSS、ゲームをやる手間が省けて嬉しい「PERSONA5 the Animation」、いっそお前ら付き合えよと言いたくなる百合が眩しい「あまんちゅ!~あどばんす~」、メインヒロインの声が変わってもまるでブレない「食戟のソーマ餐ノ皿」、カネキなのにカネキじゃないターンの「東京喰種トーキョーグール:re」、故郷に戻って来たような郷愁すら感じる「STEINS;GATE 0」の説得力ある未来感、ガンダムビルドダイバーズ僕のヒーロアカデミア鬼灯の冷徹やらルパン三世まで至れり尽くせりでお腹は目一杯膨れ上がってしまった。

ただ、今期はオリジナル作品がイマイチ目立っていないかもしれない。めぼしいのは河森正治の新作「重神機パンドーラ」くらいしか見当たらないのに、それすら出来が怪しい。銀英伝を新たに構築した「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」と、TVシリーズとしてアニメに帰ってきた「レイトン ミステリー探偵社 〜カトリーのナゾトキファイル〜」、満を持してアニメ化された「ピアノの森」など、原作が素晴らしい作品が目立っているから尚更そう感じる。あ、いや待てよ、もう二つ大きな作品を忘れていた。あしたのジョーを原作として、まったく別物のオリジナルアニメに生まれ変わらせた「メガロボクス」と、シン・ゴジラでの鬱憤を晴らすかのように樋口真嗣さんが活き活きとしてる「ひそねとまそたん」があった。前者は日本唯一のハードボイルドアニメ制作会社と言っても過言ではないトムス・エンタテインメント様様な痺れるどつき合いが最高だし、後者は航空自衛隊と龍のありえない取り合わせが今期一SFファンの萌え心を激しく揺さぶっている。この両作品を忘れるとかありえないな俺......






なんにせよ、往年の名作と、今を支える秀作たちが入り混じるラインナップなのは良いことだと思った。昔から馴染みのあるキャプテン翼の弾けたサッカー感に賛否が分かれたり、ゲゲゲの鬼太郎の新作が世代を問わず高評価だったりするのは見てて面白い。個人的に心残りなのは、錦織博さんが総監督を務める「されど罪人は竜と踊る」で、原作付きだからストーリーやセリフの面ではあまり化けようがないにしても、もう少し錦織さんの味が活きる作品だったらなぁと思ってしまった。

他にも続けようか迷っている作品がいくつかあるが、さてさてどれを何処まで観続けるものやら......






それはそうと、中国のスタッフの熱意が篭ったアニメは、何故こんなにリアルの影響を感じさせる闇に満ちているのだろうか.....