同郷が勝つと、何故こんなに嬉しいのか?「MotoGP第12戦イギリスGP」感想

母が入院して半月ほど経ったが、相変わらず家事に追われる毎日である。

自分の三食を作り、悪くなりそうな物を調理して父に食べさせたり、お節介な姉の持って来た物や家庭菜園から採れた物の処理など、主に”食べる物”に振り回されている感が強い。

昨夜もいつから冷凍しているか怪しいホッケを焼き、父のためだけに白米を炊き、お鍋いっぱいの枝豆を洗って塩もみし茹でて冷やす作業をしていたら何時間も溶けていた。給料さえ高かったら、こんな疲れること今直ぐにでもやめたい.....

年がら年じゅう炊事をこなす全国の主婦と主夫を心から尊敬する.....






そうこうしてるうちに草臥れて、そういえば今夜はMotoGPがあるんじゃ無かったか?と日テレG+を見始めた。

開始には少し早く、巨人推しの日テレお馴染みの宮本和知が”ざる蕎麦”と”盛り蕎麦”の差を後輩達に教授していて、そんなのどうでも良いじゃねぇか....と、思った。

個人的に最近あまり熱の入らないMoto3が赤旗で終わり、お待ちかねのMoto2に突入。来期最高峰クラスに上がることが決まった中上はどんなもんかと見守る俺の前で彼は最高のスタートを切る。序盤は少々焦ったい展開で、こりゃ良くても表彰台か?とまで考えてしまったものの、トップを行くモルビデリとマルケス弟のペースがそれほど上がらず、中上がじりじり順位を上げる。

マルケス弟が転倒したのも一つの要因だが、兎に角昨夜の中上は安定した速さがあった。モルビデリをパスした後の単独走行も文句無し。これなら誰も来期の最高峰クラスへのステップアップにケチを付けないだろうという優勝に、初優勝とはまた違った喜びを共有出来た気がした。

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長島哲太に祝福される中上
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最後まで自分を裏切らなかったマシンに何度も感謝するような仕草が印象的だった



ホンダの心遣いが無ければ、いくらサテライトチームだとしても日本人を採用しないのでは?という声を吹き飛ばすには成績を出すしかない場面での優勝だったのが兎に角嬉しい夜だった。

中上貴晶も気付けば25歳。この先どれだけの伸び代があるか分からないが、近年Moto2から上がったライダーは軒並み活躍を見せているし、たとえ優勝は無理でも表彰台の可能性はゼロではない。俄然来期が楽しみになってきた。




中上の優勝で気が抜けたのか、最高峰クラスはスタートも見ないまま寝落ち。目を覚ますとてっぺんにドヴィツィオーゾが立っていて、あぁロッシは負けたのか...と、TVを消してまた眠った。

そろそろ日本メーカー以外が頂点に立っても良い頃合いだし、地道に努力して来たドゥカティとドヴィツィオーゾには、このまま行って欲しい気もする。

残り6戦。何がどうなってしまうのか、本当に見逃せない。