レースは抜き合いがあってなんぼ「2017 MotoGP オランダ アッセンTT」 感想

久々に本放送を逃さず見ていたら、バイクレースの旨味がぎっしり詰まった良いレースで夢中になってしまった。コーナーごとにトップが入れ替わるような激しい展開でありながら、アクシデントで勝負が決まるようなシーンがほとんど無かったのも素晴らしい。4輪ではこうは行かない。


最高峰クラスでは、勝てたレースを僅かの差で落としたペトルッチと、運も実力のうちと言わんばかりにコースとの相性の良さを見せて10度目の優勝を果たしたロッシは心から喜んでいるのに、厳しい三位争いを勝ち抜いたマルケスはあまり嬉しそうじゃなかったのが少し気になった。まだどこかシコリのある2人であるし、目の前でロッシの勝利を見るのは気持ちよく無いのかもしれない。


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見ている方からしたらザルコが勝ち急ぎ自滅したり、ポイントリーダーであるビニャーレスがずっこけた影響もあって、チャンピオンシップがいよいよ混沌としてきたことで俄然面白くなってきた。4位までが11ポイント差では全然先が読めない。もしかすると、まさかのドゥカティがこのままいってしまう可能性だって十分にある。次のザクセンブルクが終わればサマーブレイクに突入するが、ここで更に流れが変わるのか?それともやっぱりYMAHAとHONDAの勝負にもつれ込むのか?

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個人的には今年こそロッシに王者へと返り咲いて欲しいものの、誰が勝とうと面白いレースであればそれが一番だとも思う。







一時はトップを走っていながら、5位、6位と落ちていった中上くんが、ラストラップに3位にまで上がっていったことも忘れちゃならない。優勝はならなかったものの、ずるずる落ちていかないライダーになって来たことが嬉しいのだ。


二度のコーナーカットをしておきながら、降着させられたことに憤慨するようなライダーに負けなくて本当に良かったなぁ.....