2016年10月25日

スネ夫がプーで、ジャイアンがスネ夫だった

 旧ドラえもんキャストの一人、スネ夫を演じていた肝付兼太さんが亡くなっていたと知り、ぼんやりドラえもんのWikipediaを眺めていたら、僕が当たり前に観ていたドラえもんの前にも、違うキャストで放送していたことを思い出した。

 改めて1作目のドラえもんのキャストを見ると凄い冒険の匂いがする。ドラえもんには”バカボンのパパ”や「銀河英雄伝説」の”ビュコック”爺さんの富田耕生さん(途中から野沢雅子さんにスイッチしているのも面白い)、のび太は2作目でのび太のママを演じることになる太田淑子さん、スネ夫には「くまのプーさん」の”プー”役を長らく勤めた八代駿さん、そしてなんとジャイアン役には肝付兼太さんだったから驚くべき話だ。

 同じように意地悪キャラではあるけれど、立ち位置がまるで違うジャイアンとスネ夫。一体どんな風に肝付さんが演じられたのか、非常に気になるところではありますが、公式な動画は大人の事情で見れやしないので、いつも通りのYouTubeさんにお願いしました。

※6分15秒辺りからジャイアンが泣いている


 一見すると意外な人事に思えるものの、実際耳にしてみると2作目のスネ夫の面影をまったく感じないジャイアンらしいジャイアンで、流石役者といったところ。アニメのお仕事ばかりしている今の若手には無い幅を感じます。若くても舞台やナレーション、海外ドラマの吹き替えなどをこなしている声優の方が演技に深みもあるし柔軟性がまるで違う。職人さんのように一筋で鍛錬するのも良いけれど、それこそ険しい道を行かねば物になら無い気がします。いっ時の人気に甘えず、新たな挑戦をどんどんやって、声だけでなく中身も鍛えて貰いたいなと思いました。

 兎にも角にも、様々な作品でお世話になった肝付兼太さん、有難うございました。本当にお疲れさまです......
posted by lain at 07:14 | 北海道 ☔ | 日記 訃報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする