強欲と性欲は大体抱き合わせ「この世を花にするために」松本ドリル研究所/コミックヘヴン/感想

昨日はAmazonの定額読み放題サービスKindle Unlimitedの拙い対応に講談社が抗議した...なんてニュースが流れ、当のAmazonは勿論のこと、足元を見られる国内出版業界の不甲斐なさにも大いにため息が出た。なんだかんだそういう便利なサービスを大々的に始めるのはいつもアメリカで、少々不快でも日本人の僕らは使わずにいられないから救い難い.....

何故日本の出版業界は足並みが揃わないのか?いや、そもそもあらゆる分野においてまとまりが悪過ぎる。これほどオタク文化が浸透した国なのだから、団結すれば国内外へ日本の商品を発信する統一したネットサービスを立ち上げられるはずだ。自ら傘を広げるのではなく、目の前の大きな木の下でのうのうと雨宿りを決め込んだ者達があーだこーだ言っても、全くもって虚しい限り。




そんな不甲斐なさを噛み締めつつ、前々から表紙の絵が気になっていた「この世を花にするために」をKindle Unlimitedで読んでいたのだが、お色気路線云々の前に、これが成人指定じゃない日本の倫理観に驚いた。まるで中高生に擬似的なエロスを強要しているイメージビデオのように、開き直った露骨な性表現が繰り広げられているから、ガチなフェミニストには絶対気取られてはいけない漫画な気がした。
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こんなのはまだ序の口w



”松本ドリル研究所”さんは成人漫画畑の人なのだから、スケベな内容で当たり前だが、妙な爽やかさまで感じる絵なので性器の形まで分かるほどの限界さで展開するお色気とのギャップを物凄く感じてくせになる。ストーリー展開は様々な作品の影響が窺えるロボット物で、御多分に洩れず隠れた才能を持った主人公が強大な敵と戦いつつ真の力に覚醒していくような内容だ。敵も味方もデザインセンスは怪しいが、作者本人は楽しみながら描いているのが伝わって来て悪く無い。エロだけの作品でも無いからつい先を読んでしまう。無論定額サービスならではのお得感が付加されているからこそではあるけれど.......


まあ、何をどう取り繕おうと、おっぱいと尻の前には嫌らしい中年オヤジは無力な物です。今発売中の8巻からは第2部が開始ということで、僕としては中性的な顔の主人公の女装回(女性用パイロットスーツはしょっ中着てるけど)とか期待してるんでよろしくお願いします"○┓ペコリ

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