2016年06月03日

僕にとってのBBS

 普通、ガチャガチャした曲というのは眠気を誘わない。ところがBOOM BOOM SATELLITESの曲は低分子コラーゲンみたいに自然と身体に入って来るから心地良くて眠くなる。僕だけなんだろうか?

 それはそうと、BOOM BOOM SATELLITESのようなバンドをジャンルで定義すると色んな言い方があって正直戸惑ってしまう。エレクトロ、ハウス、トランス、テクノ、まだまだ他の言い方まである。起源や使われる楽器、僅かなテンポの差などによって区別されているそうだが、素人の耳にはなんのこっちゃ分からない。この手のジャンル自体が雰囲気を重視した未知との遭遇状態でワケガワカラナイけれど良い♡という世界だから、そんな些細な事に捕らわれる必要も無いのだろう。第一今じゃジャンルを飛び越えた音楽作りが当たり前だ。BOOM BOOM SATELLITESにしても、ベースは決まっているが様々な色が入り混じっていたように思う。音楽的な遊びを模索せずに長年活動を続けるなんて、どんな音楽家にも出来ないだろう。





 こんな事を言ったら熱心なファンに鼻で笑われるに違い無いが、いつだったか10数年前に凄いバンドが居ると風の噂で知った時からそうなのだけど、日本人離れした楽曲作りが格好良いと思う反面、ボーカルやリズムが一定で繰り返しの部分が多かったりすると、時に退屈を感じてしまう。だからどちらかと言うと毎日聴きたいというより、言葉の意味など忘れてぼんやりしたい時にこそ聴きたいバンドなのかもしれない。

 何処か鬱々とした物が漂っている点も好きになった理由だが、もしもボーカルの川島さんが脳腫瘍と生きて来たおかげで”それら”が生まれたのでは?と考えだすと、なんだか複雑な気持ちになってくる。おそらく最後の楽曲になってしまうだろう「LAY YOUR HANDS ON ME」が今までに無いほど辿り着いた感のある曲に仕上がっていて、まるで”平沢進”先生の壮大な曲みたいに脳髄へ響いていたから、上から目線で彼らのことを見直していた矢先の活動終了の報は本当に残念でならない。円熟したBOOM BOOM SATELLITESだからファンになった人も多かったろう。個性に順序を付けるなんてナンセンスだが、還暦で初のオリコン1位!みたいな彼らを一目見てみたかった気もする。





 BOOM BOOM SATELLITESのことを直ぐ頭の片隅に追いやってしまうような薄っぺらいファン(僕)の気持ちは兎も角、川島さんには時間が許す限り家族と安らかな日常を過ごして貰いたい.........











posted by lain at 21:41 | 北海道 ☔ | Comment(0) | 音楽 国内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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