優しさと、切なさと、心細さと...「Ori and the Blind Forest (オリとくらやみの森)」Microsoft Studios/Xbox One/Xbox360/PC

 どんどん新しいことへの順応性が落ちている僕のゲームライフは、今ほとんどWarframeに傾けられています。

 慣れてしまえば作業感と運営の課金した方が早いよ♡と言わんばかりのゲームに早変わりではあるものの、奇抜でお洒落なサイボーグ忍者風キャラを筆頭とした、好み過ぎる世界デザインと小まめなアップデートが後押しになり気付けば既にプレイ時間がひと月分を超えています。


 流石にこれじゃ駄目だと何度も考えました。なんとか違うゲームを進めようとあれこれやり始めてはみるのです。でも、新しいゲームの特性を掴む為の序盤を遊んでいる時点で面倒になって来て、最後には「あぁ、こういうゲームね」と、過去に遊んだゲームと重ねて満足し、結局身体が勝手に動くほど馴染んだゲームへ戻ってしまいます。もう兎に角、会社に入って5、6年の頃、365日ほぼ毎日のようにウイイレをやっていた時以来の廃人っぷりなのです。






 今回なんとかクリア出来た「Ori and the Blind Forest (オリとくらやみの森)」にしても、正直序盤で面倒にはなっていたんです。操作性は悪く無いし、少しづつキャラの特性が増えて行く仕様のおかげで、いきなりあれもこれも覚えろとはならないのは良かったのですが、如何せん難易度設定が最初からシビアで、しかも死んで覚えるゲームのクセにセーブポイントは自分のエネルギーゲージを使用して生成しなければならず、何かと必要となるエネルギーをケチってプレイしていると、戻しプレイが面倒で面倒で嫌になってしまいます...

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嵐の夜に出逢って、親子のように過ごすことになるオリ(右)とナル(左)。ナルはまるでぽっちゃりしたカオナシのよう。オリの動きはゲーム中も愛らしい。

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ナルに別れを告げ、心細さを感じながらもオリは森を救うべく旅に出る。ナルの出番はほぼ最初と最後だけなのだが、この二人が寄り添う姿がなんとも言えない.....





 セーブポイントを生成出来ない場面もあるので、出来れば難易度を調節すればオートでセーブが可能になるとか、何度も何度も死んだ箇所は敵が居なくなったりオブジェクトが変更になるといった救済処置があっても良かったんじゃないかと思いました。世界観やストーリーは凄くファンシーでジブリ作品のような”毒”だってある万人向けでありながら、ここまで内容がガチというのはかなり厳しい。

 本当ならクリアまで絶対行かない作品だったかもしれません。でもやればやるほど主人公のオリと自分が成長していることを実感させてくれる絶妙なゲームバランスなので、どんな無理に思えるような場面でも「今度こそ!」というやる気を繋いでくれました。終わってみれば、少し厳しい難易度設定さえも、ここまで辿り着いた主人公とプレイヤーをリンクさせる為のアクセントだったと思えて来るから不思議です。




 メトロイドも悪魔城ドラキュラもそれほど遊んでいないのでピンと来ませんが、オリとくらやみの森はその二つを足したメトロイドヴァニア系というジャンルに収まるそうな。

 両作品とも硬派で骨太なアクションゲームなので、ちゃんとクリアしたことはありません。キャラや世界観が違うということと、不満に思っていたはずのセーブポイント生成が実はかなり救済になっていたのかもしれません。

 何百時間も遊べるゲームも良いけれど、オリとくらやみの森のような十時間前後を濃密に過ごせるゲームはもっと良いものだなと、つくづく思いました。

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