うつのみこ日誌 六

 とうとう10巻に手が届きました。

 案外内容を忘れていて「そうだったか?」と、ちょくちょく思いつつここまで来ました。

 ストーリーやキャラクターの性格について僕の中で出来上がっていたイメージが違っているのもそうなんですが、藤川桂介さんの文章のまとめ方がこんなに下手な方だったろうか?という気持ちが高まっています。

 一つのシーンで重複した表現やセリフがあったり、自分が調べた、もしくは知っている知識を長々と列挙してみたり、企画書として思いついたことを箇条書きにしただけであるなら素晴らしい本なのでしょうけど、流れるように夢中になりたい読者(僕)からしたら読み難くて仕方ないです。



 あと結構宇宙皇子はアウトローだったんだなと思いました。

 ガキ大将気質で暴走するし、どんどん気に入らない相手は殺すしかないと結論付けるようになって行くし、少し頭を使ったかと思ったら直ぐに頭に血が上って小角にお仕置きされてばかり。こいつ本当に神の子供なのか?と、首を傾げてしまう回数も増えて来ました。農民が苦しむ時代背景だと理解していないと、彼の事がただのテロリストにしか見えないことでしょう。


 地上編もクライマックスなところまで来て、内容の薄さも気になりました。ハッキリ言って9巻は余計なシーンが多かったです。濃密な巻も今までにあった気もするのですが、ただ帝と不比等を狙うだけでここまで引っ張るのは展開を悪くしていたと思います。

 せめても救いはお人好しで子供っぽい神様のキジムナーや、若い雑鬼たちが愛らしかったことだろうか?正直、藤川さんの文章構成をあと40冊以上読むのかと思うと、モチベーションは下がりっぱなしなのですが、キジムナーのような愛すべきキャラクターが一人でもいると、意外に読めてしまうものですね。

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 これから先も僕の妄想力が試される旅になりそうです宇宙皇子.....







 とりあえず、地上編の10冊を読み終えたら、一旦インターバルを空けて気持ちをリセットしてから天上編へ流れ込みたいです。まとめて読んでいるから尚更同じような表現に辟易しているところもあると思うので。

 今年中に何処まで読めるものやら......(´Д` ;)

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