見た目は子供、内容は大人向けっ「名探偵コナン 江戸川コナン失踪事件 〜史上最悪の2日間〜」

 コミックスの刊行は85巻を数え、1997年からは毎年欠かさず劇場長編まで上映している「名探偵コナン」には

 いい加減に終われよっ!と、いう声も大きくなってはいるものの、コナンらしさを失わない程度に裾野を広げ、同作家のキャラ怪盗キッドやルパン三世との強力コラボは勿論のこと、有名人を本人役として出演させるなど試行錯誤を繰り返しているから、なんだかんだ観てしまう上手さが有ります。

 ただ、僕的には流石に飽きたのか、テレビシリーズは10年位前から観るのを止め、劇場版は”銀翼の奇術師”辺りからたまにチェックする程度になっていました。白鳥警部役”塩沢兼人”さんの死や、毛利小五郎役”神谷明”さんの不可解な降板劇などで徐々に心が離れてしまったのも大きかった気がしますね。



 しかし、一昨日放送されたこのTVSPはなかなか新鮮でした。映画「鍵泥棒のメソッド」の後日談的な内容に、コナンくん達が絡んでゆくコラボが実に良かったです。鍵泥棒のメソッドらしさを感じるシーン演出の連続で、音楽の入れ方や謎解きの雰囲気もいつものコナンと違い、実に大人の名探偵コナンでした。実写寄りのシリアスさがあるので、灰原哀のような愛想の無いキャラがかなり際立っていたのと、コナンくんのしてやったり顔が数倍ゾクゾクしましたしね。

 古内一成さんのような、定番刑事物らしい脚本も良いですけど、”内田けんじ”さんの現代作家らしい計算された脚本構成をコナンに当てはめるのは新しくて面白かった。

 鍵泥棒のメソッドを知らない人や、子どもたちにはそれほど面白さが伝わらなかったかもしれないし、今度はコラボではない完全オリジナルの脚本としてコナンの為に書き下ろして欲しいですな (≡ ワ ≡ *)



 



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