「じっくり」が「しっくり」来ないゲームになってしまった....「アサシン クリード リベレーション」Ubisoft

歴史的建造物に模された建物をじっくりその手で、その脚で登り切り、眼下に広がる美しい景色を堪能したら、およそ助からないような高さからのダイブで締める。それこそがアサシンクリードの喜びだった。

屋根から屋根へ飛び回る”ヤマカシ”と呼ばれるスタイリッシュな人々を”アサシン”に見立て、当時の最先端ハードXbox360とPS3にゲームとして落とし込んだUbisoft。アサシンクリードはGTAシリーズでやっとオープンワールドの魅力に目覚め始めていた日本人の心を掴むのに充分な世界観とリアルなゲーム性を有していました。大勢の人々で賑わう街並みを歩くだけで楽しいゲームは初めてだったかもしれない。




しかしそれも過去の栄光になってしまった。1から2へと移った後は、目立ったゲームシステムの変更も無いまま(ストラテジー要素を含んだミニゲームや、弟子を育成する楽しみなど色んな遊びを提供してくれているけれど、一つ一つが洗練されていないから飽きが来るし、広大な街での移動がMAPから行えないのは今時のゲームとしては辛い。ついでに街人達のセリフもバリエーションが少なく聴き慣れすぎて鬱陶しい....)本作リベレーションを含むエツィオ・サーガを三連投。リアル志向なモーションゆえの焦れったさを、一気に押し付け続けたことで、正直ファンは疲れてしまった....
2011年に発売されたリベレーションから、既に3、4、ユニティ、スピンオフのレディ リバティまで出ているというのはいかがなものだろうか?

もっとしっかり作り込んだ続編こそファンは待っている気がする。待たされるのは2年でも3年でも構わないのだ。こうして欲しい、ああして欲しいというファンの気持ちが反映されないままアサシンクリードを出し続けると、大事なフランチャイズが痩せ細って行きそうで勿体無いです。

三作を経て、「あの歳で」と言われまくる初老となったエツィオや、80を越えてもなお教団と世界を憂いていたアルタイルともお別れを告げた本作。今までのアサシンクリードと決別する指標になっていて欲しいものです。ついでにデズモンドの物語も終わらせれば良かったのにね....




リンゴの力の謎解きが、怪しい展開になりつつあるのが引っかかりますが、翻訳の微妙さを見逃しても良い程度に壮大なドラマを堪能出来る底力はまだアサシンクリードにはありました。

格安でブラックフラッグが手に入ったのもあるし、さっさとⅢもクリアしてⅣやりたいです。Ⅳの冒頭をプレイした感じだと、今までの紳士的で真面目なアサシン連中と一線を画している酷く利己的な主人公だったので新鮮に楽しめそうでした。

なんだかんだで年末はアサクリ充に決めたよっ♪ (= ワ =*)v



公式サイト http://www.ubisoft.co.jp/acr/

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