2014年12月11日

テレビに何を求めていますか?

 アニメ海外ドラマ以外、テレビをほとんど観ない生活をするようになってどれだけ経っただろう?


 観ないうちにテレビに出ている芸能人も様変わりしたし、馴染みの顔はどれもこれも老けてしまった。


 訃報をネットで拾って今を知るなんてことも茶飯事だし、知らないうちに売れて、知らないうちに消えているお笑い芸人もいることでしょう。




 ”周りとの話題が合わない”




 テレビを観ていないと当然そういうことにはなるものの、だからと言ってツマラナイをだらだらと眺めてまで会話に入ってゆきたいとは全く思わない。毎週欠かさず読んでいたジャンプやサンデーを止めた時に味わった開放感にも似た喜びさえ感じる。


 せめて何かの足しになるような番組ならいざ知らず、面白くもなんともない輩が一つのネタで思い出作りの為に出演しているようなバラエティを見る時間は無駄にしか思えない。あらびき団みたいに、誰も見てなさそうな枠で恥を恥として晒してるような番組なら、逆に意地悪の虫が疼いてついつい見てしまうというものですがね...




 こんな風に考えているのは僕だけでは無いことは、数字が物語っていますよね。どのテレビ局も10年前、20年前に比べて視聴率を落としてはいますが、教養と笑いのバランスの良い日本テレビは視聴率で好調ですし、それに続く数字を持つNHKは、一時期の受信料のごたごたから少し回復し、相変わらず興味深いテーマを多岐に渡って取り上げているから、うっかり観始めると止まらないことを再び証明し始めています。


 最近は各局、教養のある内容をエンターテインメントとして上手く昇華して番組作りをしている気がするけれど、NHKはそういった第三者の意図的な誘導演出を比較的抑えた番組作りなので、変な先入観を持たず物事について思考させてくれる点が更に好印象です。昨日一昨日と観た「クローズアップ現代」も実に興味深い番組でした。タイトルの通り、現代になって増えて来た変化に焦点を当てて考えているので、自分で実感していることや、まったく気づいていなかったことを知り、その実情をまざまざと見せつけられるのが面白い。



 30分に満たない番組でありながら、内容は要点をついていて分かり易いし、深いところまで潜るような番組だと、最後まで観るのが辛いなんてこともあるから、「こういうこともあるんですよ」と、押し付けがましく無い程度に提供するクローズアップ現代のやり方はとても有り難い。


 昔に比べると、NHKも主観的な物言いが増えて来ましたが、まだまだ他の局と比べると客観性を失わないように配慮しつつ番組を作っているのが良いですね。ニュース番組などでもハッキリ分かりますが、自分が腹立たしいからといって、気に入らないニュースを憤慨しつつ読むアナウンサーが他局は多すぎます。

 どんなニュースであっても、色んな側面が隠れているものだし、又聞きしているだけの身で、アレコレと詮索するのはゴシップ好きの末端に任せるべきだと僕は思います。



 公共の電波を使って、なにやら煽動するような真似をする人の口にする言葉は実に口当たりの良いものばかりなので、ついつい「そうだそうだ!」と乗ってしまいがちですが、一歩引いて「まてよ...」と考えて見ることも大事。


 NHKには、これからも大きく偏ることの無い番組作りで、僕らの脳を大いに活性化させていただきたいものです。
タグ:NHK
posted by lain at 20:56 | 北海道 ☔ | Comment(0) | TVその他  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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