この夏、ドラえもんで泣く中年が急増中↑『STAND BY ME ドラえもん』八木竜一・山崎貴(監督)/2014年/感想

 35年と359日生きて来て、初めてドラえもんの映画を観た。

 そして泣いた....




 トム・クルーズが死んでは生き返る映画やら、繊細さが過ぎてお客を選んでしまったジブリやらを観るたび流れる『ドラ泣き』の文字に、確かにテーマ曲や予告の映像は泣けそうだけけれど、どうせ”どら焼き”に掛けた駄洒落で”ドラ泣き”とか言ってるんでしょう?と、高を括っていたものの、結局いつも通り何度も何度も涙が3D眼鏡の隙間から流れ落ちました。

 あえて夏休みが終わった時期にズラして観に来て良かった。子供でぎゅーぎゅーな劇場で男泣きとか絶対見せたくないからっ!(´;ω;`)



 ドラえもんを最初の頃からちゃんと読んだり観たりして来たお友達なら、絶対に知っている名シーンが凝縮されており、ドラえもんとの出逢いから別れ、そして.....と繋がる一連のドラマが展開。それがもうとにかく懐かしくも感動的でした。

 今回のドラえもん映画は、いつもの大長編と違って3DCGによる映画化でしたが、3D演出やモデリングの質感がとても良くて、コップの水から服の生地に至るまで拘り抜いて作っているのが伝わって来るんです。藤子・F・不二雄先生のキャラ特有の愛嬌のある動きも見事に表現していましたしね。

 しっかりした映像技術に支えられた名場面の数々に、つい観ている最中考えてはいけないことを考えてしまいました。これをもし旧ドラえもんキャストで映像化していたらどれだけ感動の度合いが増しただろうか?と。今の子供達にとってのドラえもんは勿論”水田わさび”さんだろうけど、僕らの世代は”大山のぶ代”さんの声で刷り込みされているので、キャスト変更後10年近く経った今でもあの声を思い出してしまうところがあるんですよね。



 決して”水田わさび”さんのドラえもんが悪いわけじゃないんです。今回も凄く良い演技をなさっていました。しかし、それでもなお、いつかもう一度旧キャストが集まったドラえもんを観てみたいと願う気持ちが少し大きくなったかもしれません。まだ皆さん健在なうちに、なんとか叶えたいものですなぁ。100周年記念じゃ間に合いそうに無いですしね............((ミ;Д;ミ))






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