振り返ればアニメがゴミのようだ....

アッ!っと言う間に夏。

アニメもすっかり入れ替わりましたね。

ソーシャルゲームやコンビニ弁当みたいに見た目や名前をこまめに変えて飽きが来ないようにサイクルを早めるやり方が、アニメ界でも当たり前になり、本当に季節の循環が早まった気がしています。



さて、今回終わったアニメで、一体どれが一番楽しかっただろう?やはりロボットアニメだろうか?

今季もロボット物は元気で少し前に書いたおっぱいアニメ対決も盛り上がったし、予想を遥かに上回る出来だった「シドニアの騎士」はしっかり2期目も決まった。キャプテンアース」もジリジリと存在感が増している。

劇場版をTVシリーズに分割したブレイクブレイドも改めて観ると案外面白かった。劇場公開版の時は、すれ違いばかりの人間関係や、不条理ばかりが眼に付いたことと、メカのデザインが野暮ったくてあまり好きでは無かったけれど、ちゃんと冷静にみればこれほどメカ周りの表現にこだわったアニメは無いかもしれないと感じるくらいに好きになっていた。ロボットがジャンプすると言う事のリスクや、魔力で動かすロボットならではの銃火器設定が渋くて面白い。多くの人がプシュっと地味な音を立てるプレスガンに不満だったことだろうw この先の展望もあるらしいのでもう少しブレイクブレイドを楽しめそうで嬉しい。



ロボットアニメ以外は、ほとんど原作付きで僕は未読な作品ばかりだから、原作と比べてどうなのかは知りませんが、親密な友人との記憶が1週間で消えてしまうヒロインと、それを知らずに彼女と友達になりたがった男の子の新鮮な恋の物語だった一週間フレンズ。三度の飯より読書が好きな女子高生の不器用な感情表現が可愛過ぎた僕らはみんな河合荘11歳の跳ねっ返り王様とイケナイ恋に落ちちゃう男勝りな姫様の包み込むような愛が心地良いそれでも世界は美しいなど、焦れったい恋が見てて微笑ましいやら羨ましい恋愛作品もなかなか楽しめたし、百合枠であるご注文はうさぎですか?」「ソウルイーターノット」もそれぞれ萌えた。


 予想外というか、ダークホース的なアニメだったのは「棺姫のチャイカ 」「ノーゲーム・ノーライフ」で、世界を混乱に導いた男の分割された遺体を集めているという娘チャイカと、そんな彼女に生きる目的を貰った戦いしか知らない男の旅話な棺姫のチャイカ 」だが、政府側の追っ手に追われつつ、死してなお強大な魔力を放つ遺体を手にした連中の末路を目撃してゆく内容が実に面白い。こんなB級テイストにしないで、本気のファンタジー作品にしても充分楽しめる内容になったことだろう。唯一の不満は、チャイカが魔法を使うとき、現存する銃そっくりの武器を用いて詠唱することだ。色んな理由があっての設定なのだろうけど、ちょっと無粋なアイテムだった気がします。1人では無かったチャイカ達に遺体集めをやらせている者の目的や、憎めない政府側の追っ手連中の今後が描かれるであろう第2期が待ち遠しい。

 それから日本人得意の卓上計算アニメノーゲーム・ノーライフですが、全てがゲームの勝敗で決まる世界でなら俺らは最強だ的に考えている引き蘢り主人公達がというか、彼等を作り上げた人というか、なんか気持ち悪いです。あれだけの視野があり、先を見通す力があれば、実際の世界でも自分で世界を切り開けるはずだと思うんですよね... ただ、主人公達がギリギリのシチュエーションで観客の裏を取る活躍をする瞬間は、もの凄く心地良いのは確かです。僕みたいに、自分では何も出来ない駄目人間の心を満たすのは上手い作品でしたね。「魔法科高校の劣等生」もそうですがw





 今回大本命だったのはノイタミナ枠の「ピンポン」と新房昭之総監督のメカクシティアクターズ」かもしれない。

 読もう読もうといつのように思っていた松本大洋さんの「ピンポン」ですが、アニメで見てもすこぶる良かったですね。こんな格好良い卓球好きな男共見た事ないw 松本さんのテイストを壊さず、それでいて原作通りでは無い物に仕上げたタツノコプロの底力を見た思いでいっぱいです。最近のタツノコプロは、脚本こそピシっと決まりませんが、作画の尖り具合は相変わらず素晴らしいので、こういう高いモチベーションを引き出せそうなビッグタイトルを取り扱うとやっぱり面白い物を提供してくれますね。

 メカクシティアクターズは、とにかく何がなにやら分らないのが面白かった。残酷な童話世界を、現代劇に置き換えた感じが古臭くも新鮮で、こちらは演出が相変わらずキレてましたね。新房さん安定感あり過ぎて飽きられそうな気もするので、この先どうしてゆくのかが気になります。




 なんだかんだでジャンル的にも豊富だった一方、ネタ的には嫌いじゃないのに、不完全なシナリオのせいで主人公や死んでいったヒロイン達の自己陶酔が安っぽかった「極黒のブリュンヒルデ」や、EDの絵が最高にツボなのに、内容はスッカスカでゴリ押し仮想空間オチだったのが残念過ぎた「彼女がフラグをおられたら」、若い主人公(中年設定ならしっくり来たはず)が幼女をはべらせて世界を救う展開になるのが妙に引っ掛かった「ブラック・ブレット」など、もうちょっとどうにかならなかったのかと言いたくなる惜しい作品も多かったです....



また今季も凄まじい勢いで消化されるだけのアニメが登場していますが、一体そのうち何本が長年心に残る作品になることでしょうね?

一つの作品に時間もお金も相変わらずかけられない業界ですが、大量生産アニメ10本でも20本でも満たせないクオリティを持ったオリジナルアニメを待望してやまない僕でした....




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