今まで人気が無いなりにも、PS3と360で国内版を出していた『WRC : World Rally Championship』シリーズですが、WRC3から360版はPAL版のみになり、PS3版もWRC3で国内版は終焉を迎えました。
丁度ローカライズしてたサイバーフロントが潰れてしまったことが大きな理由なんでしょうけど、ゲーム大国アメリカでさえWRC4はUK版をPS3で遊ぶしか無い現状ですから、日本でなら尚更でしょうね(白眼)
ただ救いなのが、レースゲームに翻訳はあまり必要無いと言うこと。アクセルとブレーキとサイドブレーキの配置さえ分れば大概なんとかなるものです。
少し前にWRC3のPS3版をAmazon UKで注文して買いました。WRC3は国内版ありますけど、輸入業者が販売してる価格だと4千円以上の相場だったので送料込みの3000円程度で済むUKでのお買い物になりました。どうせなら最新作のWRC4買おうかと思ったのですが、国内5000円、UKでもWRC3より若干まだ高いから我慢(それでなくとも360のPAL版WRC3がリーフリという嘘情報に踊らされて購入しガッカリしたばかりだったし....)
お金の話はさておき、WRC3ですが、良くなったような悪くなったような若干微妙な感じがしました。コースレイアウトや車の挙動が前作の方が僕好みだったのもあるんですが、どうもサイドブレーキを使ったターンが気持ち良く決まらない。僕が下手なだけかもしれませんが、ゲームとしての楽しさはまだ微妙な気がします。
前作WRC2でだいぶ改善されたコースレイアウトも、今回はよりリアリティを求めた結果か、起伏が激しかったり、障害物がいやらしいところに配置されていてスッキリ気持ち良く走るのが難しいコースが多いです。ラリーゲームとしてはこれが正統な進化の在り方なのかもしれませんが、初代のWRC: FIA World Rally Championship級に段差や障害物で大きく挙動が乱れる仕様はなんとかして欲しかった。有り得ない場所で有り得ないぶっ飛び方してイライラするのもザラ。ある程度アシストもONにしないと更にイライラすること請け合いです...
今回PS3でWRCを遊んだので、あの指の掛かりの悪いR2・L2や、無駄に長くて微調整が難しいアナログスティックに慣れるにも苦労しました。あのスティックでレースゲームをスムーズに遊んで楽しめる人を尊敬しちゃうレベルでPS3コンは使い難いです。ほんとPS4のコントローラーは改善されてて良かったなぁw
ちなみに、今回からDiRTシリーズっぽい”ROAD TO GLORY”というモードが導入されてまして、ジムカーナ系のゲームによくあるコース上のブロックを破壊しながらゴールしたり、ドリフトで加点されるレース等をこなしながらコースやスキンをアンロックして進めるのが案外面白いので、やり込み度は今までより高いと思います
ロードも長いし色々と不満点はまだまだありますが、徐々に作り込みが熟成して来たし、気持ち良く走れるコースもちゃんとありますし、なんだかんだWRC4も早く買って遊びたい。
いずれ発売されるであろうWRC5はちゃんと国内で出ると嬉しいよね....(;´Д`)
WRC World Rally Championship公式サイト(英語) http://www.wrcthegame.com
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