僕らの小さな巨人が帰って来た!「マイケル・J・フォックス・ショウ」/スーパードラマTV/スカパー/2013年/海外ドラマ/感想

 周りがどんなに誤摩化そうとしても隠し切れない短足小さな身長なのに、何故か大きく見えて人を惹き付けた俳優マイケル・J・フォックス

 コミカルでテンポの良い演技が最高に面白かったTVシリーズ「ファミリータイズ」や、その後、彼の役者的価値を圧倒的な物にした「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズなど、日本でも大人気の俳優でしたよね?




 ところが、急激に彼がメインの作品は減って行きます。映画では脇役が多く、主演しても大作とは言い難い映画ばかり。海外ドラマ「スピン・シティ」や、声だけの出演「スチュアート・リトル」ぐらいしか印象に無いほどの仕事量に落ち込んでいました。

 理由は勿論あの病気のせいです。パーキンソン病


 パーキンソン病は脳神経に影響する病いで、姿勢の維持や運動伝達が上手く出来ない状況になり、それに伴い様々な悪影響が身体に起き始めるそうだ。10万人に200人前後の病いだからそれほど注目されない病いですが、完全に克服するのが難しい病気なので非常に怖い。

 残念ながら、マイケルは30代の働き盛りでこの病魔に捕まってしまったわけです。身体が思うように動かないから、全力疾走するような映画は絶対無理だし、肝心なシーンでじっとしていられないようでは作品造りにも影響するから自ら身を引くしか無かったのでしょう....

 
 しかし、そんなマイケルが自らの原点とも言えるコメディドラマで主演としてカムバックしました。同じくパーキンソン病に掛かっていたと言う設定のニュースキャスター役です。自身を晒して出演するには、もうこれしか無いという役どころ。

 はまり役であるため、劇中はマイケル自身が経験したであろう自虐ネタ(「僕より背が低いから合格だよ」と言ってみたり、家族の皿に玉子を盛りつける時わざと手を振るえさせたり等々)や世間への皮肉に溢れており、爆笑と言うよりは苦笑する内容なのですが、帰って来てくれたマイケルを温かく見守っている感が伝わる絵造りなので、意外と観れるドラマになってます。まさかの階段を駆け上るマイケルを拝める点でも観なきゃ損ですねw


 まだ序盤なので、製作陣やマイケルの脇を固める俳優達にも妙なよそよそしさを感じますし、見ているこちら側も病気のことを知っているから痛々しく思えてしまいますが、回を重ねてゆけばどんどん馴染んで来そうな気もします。

 吹き替え版しかありませんが、お馴染みの宮川一朗太さんなのでそちらで慣れてる方には丁度良いかもしれませんね。


 是非、今のマイケルのありのままを多くの人に見てもらいたいです (= ワ =*)





 スーパードラマTV http://www.superdramatv.com/line/michael/

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