ドリルの先に行き止まりはあったけど、良い行き詰まりでありました♪「探検ドリランド -1000年の真宝-」/東映アニメーション/冨岡淳広(シリーズ構成)/2013年〜2014年/感想

 原作であるソーシャルゲームの広告塔的なアニメではあるものの、しっかりとした子供向けアニメの定番を押さえた作りに、大きなお友達も案外楽しめちゃったアニメ版「探検ドリランド」

 そんな意外な面白さを見せたドリランドの主人公であるミコトからバトンを引き継ぎ、少々ホモが喜びそうな決めセリフ「俺が掘ったら凄いぞっ!」を繰り返して来た男”ハガン”の物語が終わった。気付けばシリーズ全部で88話というから驚きだ。長いようで短かいと感じるのは、良作だった証拠だと思います。

 
 最初はミコトとまったく毛色の違う熱血馬鹿がイマイチ好きになれなかったのだけど、第1期のミコトの仲間達に負けない個性溢れる仲間がハガンと旅をするようになってから、断然主人公はハガンしかいないように考えが変わってゆきました。ちっこい武士”キバマル”とのコンビも面白かったし、どんな困難にも折れない前向きさが最後まで魅力的でした。それにやっぱり”ベリンダ”との疑似親子関係が心温まる内容ばかりで上手かったですよw

 悪く言えば作りが熟れ過ぎていて、若干可愛げに欠けるところもあるのですが、バランスの良いキャラ&ストーリー配分のせいで次回も観たくなるようにまんまと誘導されてました。面白いけど何処か癪に障る。それが僕にとってのドリランドだったかもしれません。


 正直、まだ少しドリランドの世界をアニメにして欲しいとさえ思っています。やっと復活したミコトが、ウォーレンスやポロンといかにして再会したかを、もっと膨らませて欲しかったし、ボロボロになったドリランドが、どう復興してゆくのかも観てみたかった。1000年後の次に、10000年後を描いたりしても面白いかもしれない。僕好みのSFに仕上げ、宇宙を股に掛けるハンターが絶対神に逢いにゆくような内容にしたりしてね。

 まあ、肝心のゲーム自体にそれほどもう注目度が無いようですし、新しいドリランドアニメを作る気はGREEに無いでしょうけど...



 兎に角、いくら基本無料やソーシャルゲームがあまり好きじゃないとは言え、十二分に楽しませてくれたドリランドは良い作品でした。

 こんな笑顔にならいくらでも騙されたいです> (= ワ =*)♪
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 東映アニメーション http://www.toei-anim.co.jp/tv/Driland/

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