泣いても笑っても、残すは劇場版ただ1つ.....「TRICK トリック 新作スペシャル3」/堤幸彦/テレビ朝日/2014年/ドラマ/感想




 ほんとTRICKは下らなくて最高だ。


 まるで、60年代から80年代まで放送していた『8時だョ!全員集合』の下らなさを侮蔑し、子供に「こんな下らないTV観ちゃイケマセン!!」と、怒っていた大人達の気分が理解出来るほどの下らなさだ(最上級の褒め言葉)


 中高年層がニヤリとするネタから、去年の流行語大賞に選ばれたネタまで、余すところなく作品の糧にしてしまおうとする高尚なパクリ精神が、TRICKをここまで息の長いシリーズへと導いた事は言うまでもないことかと思います。


 そして豪華なゲストの存在も毎度欠かせ無い。今回のTVSPでも劇場版に引けを取らない、相当なギャランティが発生しそうなベテラン揃いで、特に”飯島直子” ”藤田朋子” ”国生さゆり” の三人がやり合うシーンは、どれだけふざけた演技でも迫力がありましたwあえて大声で演技することを求められていたのだと思いますが、国生さんの壊れ方には、もの凄く体当たり感が出てて素晴らしかったですww 


 素晴らしかったといえば、犯人役のあの子も最後なかなかの役者魂を感じました。TRICKはほとんどがおふざけで出来ているので、ほんのわずか残った真面目なシーンがとても心に残ります。犯人は正直出オチで分かってしまうけれど、そんなベタと分かっていながらもなお、そこへ辿り着くまでの過程が楽しみでついつい最後まで観てしまうのがまた不思議だw


 それにしても、奇行としか思えないおかしな仕草や、突飛な喋り方が飛び交う現場のなかで、よくぞあれだけ演技してられるものですよねw案外、真面目に演技するより難しい現場なのかもしれませんよwww





 さて、流石に最後のTVSPだけあって、王道な和風ミステリー色溢れる殺人トリックもしっかりしていたし、ギャグの放り込み方も非常によく練られていて本当に面白かったわけですが、堤作品はTVSPが面白いと、その後の劇場版でコケることが多いので少し不安.....とりあえず最短で今週末の仕事終わりにレイトで観て来ようかとは思っていますがねw


 有終の美を飾るためにも、良い意味で期待通りのベタさを劇場でも見せて頂き、僕が勝手に作ったジンクスが、単なる杞憂で終わってくれれば良いなと心から願ってます。




  ( -人- ;).。oOせっかくのラストが台無しになりませんように....






 トリック新作SP3公式サイト http://www.tv-asahi.co.jp/trick-shinsaku3/


 トリックラストステージ http://www.yamada-ueda.com/movie/







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