昨日の金曜□ードショーは「おもひでぽろぽろ」だったけど先々週のルパン観た『ルパン三世 princess of the breeze 〜隠された空中都市〜』/金崎貴臣(監督)/トムス・エンタテインメント/日テレ/2013年/感想

 来月の12月7日に、まさかの劇場版が公開される「ルパン三世VS名探偵コナン」に合わせいつもの枠で放送されたルパン三世TVSP。 相変わらず脚本は型にハマりまくりでベタ過ぎて、やっぱり時代劇なお涙頂戴に終わってお寒い(お前天空の城◯ピュタをリスペクトしてんのかよ!って感じる今回のシチュエーションどうよ?...)が、乗り物の多くが美麗なCGで描写されていたり、美術面の描き込みが非常にレベルが高く、キャラ絵も作画畑の金崎監督やベテラン作監の”加々美高浩”さんのおかげか劇場版レベル。ルパンと次元以外が新キャストになってから、脚本がバタくさい以外は非常に質が高いと思います。

 ただ、新しいドラえもんと比べると、ルパンの生まれ変わりがあまりにも遅れているように感じます。初代に負けない見事なリメイク作品を輩出しているドラえもんは実にうまい世代交代を行ったものだ。原作者が生きているうちは自由に采配を振るえないということなんでしょうかね?皮肉な話しだ.....



 ルパンもドラえもんのように、部分的な声優の入れ替えを行うより”栗田貫一”さんや”小林清志”さんを外してでも全キャストを入れ替えてしまい、キャラ絵のティストに関しても、明らかにそれと分かるタッチの変更をするのが個人的には望ましいです。 今のままじゃ、まるで子供服を大人になっても無理やり着ているみたいだ。現代風のゲストキャラとのミスマッチも目立ちます(コナンとルパンくらい違うと逆に面白い組み合わせだけどw)

 新作映画公開目前でのTVSPでありながら、せいぜい12%そこそこの視聴率ですし、リスクを恐るほどの必要は無いんじゃないでしょうか?勇気を持って改変すべきなんじゃないかと、外野の僕はガヤガヤ思うわけです( ´_ゝ`)←無責任男


 僕としては大人向けの渋いルパンがみたいですね。渋くて面倒くさがり屋さんの次元がただの面倒見の良い髭オヤジになり、五右衛門は出オチに近いただのお笑いキャラへ変貌。いつも寡黙で真面目な彼が、時々馬鹿をやるからチャーミングだったのに、つねにお笑いじゃギャップ萌え出来ないじゃないですか....(´・ω・`)

 ルパンも毎回やることは同じで、困ってる可愛い子ちゃんをほっとけないただの良い人に成り下がってしまった。昔のギラギラした無法者臭が今のルパン三世には足りないと思います。

 いつかは、良い意味でルパンのパクリだと序盤言われた「カウボーイビバップ」のような、お笑いだけじゃない無法者のやさぐれた背中が愛おしくてたまらないルパンで痺れたいものだ。



 「良い人」は美徳でも褒め言葉でもないのだから。




 金曜ロードSHOW! http://www.ntv.co.jp/kinro/lineup/20131115/index.html



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