こっそりをこってりと心ゆくまで「DeusEx:Human Revolution」/Eidos Montreal/2011年/XBOX360/PS3/感想

 どうにもレースゲームとXBLA以外に夢中になれるタイトルが無く、気付けばCS:GOばかりを遊んでる中毒者っぷりだったのですが、この度晴れてハマれるゲームに勤しみ出しました。


 

 路地裏や下水道にたむろする穀潰し連中。「オーグ(機械化)の男はお断りよ」と威勢のいい娼婦。リボルバーから電磁兵器までなんでもござれな武器商人。「普通」の人間の生活臭がしない空間、これぞサイバーパンクですよサイバーパンクw

 前々から(初代Xboxのデウスエクスの頃から)気になってはいたんですが、買うタイミングを逸してしてまい、シリーズの最新作である「DeusEx:Human Revolution」から結局入ることになり、我が物顔で私兵を動かし利権を護る大企業。その裏で広がる貧困。人間と機械との密接な関わり合いを肯定する者、しない者。何処を切り取っても恥ずかしく無いサイバーパンクっぷりに直ぐ虜になりました。

 
 基本はミッションを受けて行動する御使いゲームですが、MAPの構造上目的地への侵入経路が複数あるので、強制イベント以外では敵を殺さずにこっそり目的を果たすことが出来ます。ステルスなんてやだな〜って方もいるでしょうけど、序盤は主人公の能力が低いので、とにかく武器の弾丸が足りなくなってしまうから否が応でもステルス行動必須(低難易度ならば弾薬回収をこまめに行い省エネに努めればステルスを諦めてもなんとかなります)

 侵入先では、ミッションに関係無い部屋やオブジェクトも多く、ついつい寄り道ばかりを繰り返してしまいます。部屋の鍵や、各所に置かれたPCをハッキングする時のミニゲームも駆け引きがあって楽しく、PCのなかには建物内の監視カメラやAIが制御するタレット等を停止したり敵に攻撃するようにしむけたりすることが出来るものもあるので、ハッキングを制すことで攻略の幅が広がるのも面白い。

 
 今作はマスエフェクトのようなRPG要素が強い為、キャラを強化出来るまでが大変苦しいですが、地道に強化していくと、人間離れした運動性を見せるようになって俄然楽しくなって来るし、メインミッションをこなすたび情報が錯綜して不信感があちこちとベクトルを変える脚本が素晴らしく、暗躍する企業の野心や一個人ではどうにもならないほどの大きな存在に立ち向うようなシチュエーションはかなりツボに入ります。

 メインミッションだけで1周10時間。主人公の出生の謎やメインストーリーを肉付けするようなサイドミッションもメインと同じくらいのプレイ時間が掛かるので、非常にボリューム感がありますが、あらゆる部分に自由度の高いレベルデザインが施されているので、上手くハッタリを効かせた世界観構築と相まって飽きが来ないのも嬉しい。1周目だけでは見つけられない要素(会話選択や時間経過によるミッション変化などもある)が多いためリプレイ度も高いのでは無いでしょうか?



 企業が大きく育って一般人が貧乏になり、機械と人間の関わり合いが深くなると言うサイバーパンクの世界に、現代は近づきつつありますし、ゾンビゲーがいまだに猛威を振るっていますが、そろそろサイバーパンクゲーにももう一度焦点を当てて良い時期かもしれませんね。


僕も年々身体の痛む箇所が増えて来たし、何十時間ゲームを遊んでもへっちゃらな機械の身体が欲しいなぁ....


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公式サイト http://www.square-enix.co.jp/deusex/

攻略サイト http://spoiler2.sakura.ne.jp/srv2/deusex/
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