連休が近づくたびにそう考え、大抵は「また今度」と折り合いを付けて諦めてしまう僕。
以前塗装までしっかり手掛けた模型は3年前の”エンゲージオクターバー・SR1”のレジンキャストで、それ以来素組以外でプラモを作っていませんでした。
しかし、今年の僕は違いましたよぉ!
愚かしいまでの職人魂にすっかり惚れ込んだ「風立ちぬ」の影響から”零戦”をちゃんと作りましたから♪ (= ワ =*).。oO本当はTwitterのフォロワーに乗せられただけとか....


一言で零戦と言っても結構種類があるもので、風立ちぬでも零戦の元になった試作機が何機かでて来ますし、零戦と呼ばれる飛行機が完成した後も後継機が作られたおかげでどれを作るか本当に迷いました。結局一番カラーリングが楽そうなイメージがあったタミヤの二一型を選んでしまいましたけどねw
スケール的には、エンジン周りのディティールや翼のギミックが魅力的な1/32が欲しかったのですが、航空機のプラモはまったくの初心者なので、高価なキットを買ってもきっと無駄にしてしまいそうに想い、気後れして安価な1/72にしてしまいました。
全長10数センチしか無い1/72ですが、”ウォーバード”シリーズと言う比較的新しいキットのためかなりパーツ同士の合いが良いです。スッとハマる感じでとても組み立て易い。ただスケールが小さいぶん、細かなパーツやデカールが多くて非常に神経を使う場面が多いのが辛い。1ミリ2ミリは当たり前なパーツのバリを取ってヤスリをかける時、何度ぽろっとパーツが手から滑り落ちた事か....床に這いつくばって必死に探しましたよ何度も........._/乙(、ン、)_

※これより小さいパーツもあります

※コックピットだけでも結構細かいパーツで構成されてました
ディティールにこだわっているからこその細かさなのだと思いますけど、このサイズでこのこだわりは非常に難易度上げてる気がしますねwぶっちゃけパーツ数多くても1/32を選んだ方が自由が利く事でしょう。
それでなくても下手なので、最後の最後なんて風防の枠を塗装するのも失敗してがっくり肩が落ちました。他にも翼と胴体の接着も甘くて塗装中に剥がれてしまったし、アンテナの向きを間違えたり、ひたすら自分にガッカリでした。まあそんな苦い想いも含めて面白いのがプラモ作りなんですけどね。
地味にスミ入れもしましたし、最後にウェザリングを施して雰囲気出す予定ですゞ(*ゝω・)ノ

※薄めの色でスミ入れしていますが、右(墨入れ前)と左(墨入れ後)だと違いが分ると思います
実は二一型より試作機の”九試単座戦闘機”が好きでプラモは存在しないのか調べていたら、”モデルグラフィックス 2014年1月号”(今年11月発売予定)の付録に1/72の九試単座戦闘機が付いて来る事が分り即予約しておきました!11月は少し遅い気もしますが、何かの原因で延期になってしまったそうな勿体無い...
それにしても、今月は風立ちぬの冒頭で二郎が乗っている鳥型飛行機のプラモまで発売されますし、様々なテレビ番組や書籍で特集を組むなどまだまだ勢いの止まらない風立ちぬは話題に事欠かなくて嬉しい限りです。
その身に赤々と携える”日の丸”に、怒り、哀しみ、誇り、蔑み、様々な想いを人々は抱くことでしょうけど、否応無しに人殺しの道具とされてしまう空飛ぶ機械を愛してしまった男の情熱だけは本物であったと胸を張って言いたいです。
模型で飛行機を作るだけでこれほど楽しいのだから、本物を作った”堀越二郎”さんはさぞかし楽しかった事でしょう。その代償にどんなものを支払ったのかまでは想像することも出来ませんがね.....
また飛行機を作ってみたい。
素直にそう感じることが出来る良いプラモ時間になりました♡(ゝω・)v
『零戦、飛行機プラモに上昇気流 模型業界 「風立ちぬ」』
ファインモールド風立ちぬ”鳥型飛行機”プラモ紹介ページ http://www.finemolds.co.jp/buta/FG6.html
タミヤ”ウォーバード”「三菱 零式艦上戦闘機二一型』紹介ページ http://www.tamiya.com/japan/products/60780zero_fighter21/index.htm
ホビーリンク・ジャパン内モデル・グラフィックス 2014年01月号 http://hlj.co.jp/product/MDGMAG1401
関連過去記事
『この夏、大人に心地良い風が吹いている「風立ちぬ」/宮崎駿/スタジオジブリ/2013年/感想』
『初めてのガレキは失敗の味〜♪』
後日ウェザリングをタミヤのウェザリングマスターBセットで施しました。


下手なりになかなか良く出来たかと思います。
ウェザリングマスター様々です♡( ☣_ゝ☣)
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