文字通りのプランBだった感...『Gears of War: Judgment』/Epic/People Can Fly/2013年/XBOX360/感想

 PS3が発売された頃と時を同じくしてアメリカで発売されたTPSの決定版『Gears of War』

 必要以上にゴツい漢達の絶望的な生存争いを描いた今作は、その残虐描写の割に人情味に溢れたキャラクターが多いため、意外と女性にも支持されており、そのせいかは分らないが3以降のギアーズには女性キャラがちゃんと入っていたりしますよねw

 一昨年3部作の幕を閉じ、一旦終焉を迎えたものの、新世代ハードである"Xbox One"でのローンチに名前を列ねなかった事を残念に思われるほどMicrosoftに欠かせ無いフランチャイズへと成長しました。

 
 しかし、その人気ゆえに場繫ぎ的なリリースを強いられてしまったのが辛いところで、最新作の『Gears of War: Judgment』はハッキリ言って製作時間不足と言うか、煮詰める事が出来ていない不十分さを露呈していました。



 今作の主人公が今までのマーカスやドムの引き立て役だったベアードやコールである事も地味ですけど、命令違反を犯してでもローカスト共を止めようとしたベアード達の証言に基づいた進行が普通に真面目な展開でイマイチ盛り上がりに欠けました。彼等はもっと陽気で阿呆なノリの方がシナリオ的に合いそうです。ギアーズっぽくなくても、雰囲気はもっと軽めにして欲しかった。

 その為にも、もっとコールの出番を増やした方が良かったですね。3の方がよほどコールが生きたキャラに見えました。いわく有り気な”パドック”や、ベアード達を裁判に掛けた”ルーミス”大佐ばかりが美味しいところをさらった感じです。


 ゲーム自体はステージごとにハイスコアを目指すアーケードライクな構成になっており、機密情報の開示と言う戦闘条件の縛りを選ぶ事により、ワンランク上の難易度を目的意識を持って楽しむ事も出来るので戦闘自体は非常にスリリングで楽しめました。

 ただ全体的なボリュームは少ないので、もっとバリエーションが欲しかったです。ボスらしいボスも全然居ませんでしたしね。これならXBLAで充分でした....




 しばらくギアーズは寝かせた方が良いでしょうね。

 既存のキャラをそのままシフトするにせよ、新たなキャラで構成し直すにせよ、充分な時間を掛けて成熟させて欲しいですから。


 そしていつかまた重厚な世界観を届けて欲しいものですなぁゞ(*ゝω・)ノ




 公式HP http://www.xbox.com/ja-JP/Marketplace/Product/gears-of-war-judgment/home

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