旭川に新たな映画空間が誕生!『シアターカンダ』(旧 国民劇場、旭川市3条通8丁目 神田館3F)

 まだ高度成長期真っ只中の娯楽が分散していない時代。映画は世界中で人気のエンターテイメントでした。

 我々の住む日本でも多くの人が銀幕のスターを大画面で見たいが為に、映画館へ脚を運び何時間も行列を作ったものです。

 しかし時代は移り変わり、一般家庭への大画面薄型テレビの普及や、電子ネットワークによる利便性の高いコンテンツが主流になり、どんどん「家」を出ないで楽しめる細分化されたオタク産業が成長し、わざわざ映画館へ行ってまで映画を観る事に意味を見出せない世の中になってしまった現在、大型のシネコンが地方に出来るたび、地元の古びた映画館は閉館せざる得ないほどに客足は減ってしまいました。


 僕の地元”旭川”でも、ここ数年は市内に2つだけしか映画館が無い状況が続いおり、世に言う大作以外はほとんど札幌止まりで旭川まで上陸しません。札幌でなら、ついついスルーしてしまいがちな知る人ぞ知る良質な映画を上映している映画館が複数あるので、いつも新作映画をチェックするたびこんなコアな映画を積極的に上映してくれる映画館が旭川にもあればなぁと常々思っていたわけですが、その望みを叶えてくれそうなスペースが旭川市にとうとう出来たらしいのです。

 『旭川中心街に3年ぶり銀幕 6月1日開館』



 2004年に閉鎖された”国劇(旭川国民劇場)”と言う映画館を、ビルのオーナーさんが4000万かけて改装し、オーナーさんの名前を取って”シアターカンダ”として生まれ変わらせたそうだ。

 国劇は僕もよく家族で映画を観に行った場所なので思い入れがありますし、いつも同じビル内にあった”夢工場”と言うゲームショップをまじまじと眺めていた事を想い出しました(その夢工場も映画館と同じく、大手の”ゲ◯”が市内に増えてから次々と店舗を閉めて、今じゃカードゲームを売るショップを一つだけ経営するお店になってしまった....)

 
 こけら落としは明日6月1日で、まずは1日、2日と旭川映画村主催の「初夏の名作選2013」と銘打った自主上映会でお披露目されるようです。

 上映されるのは2作品。団塊の世代ほどの高齢男女が織りなす心の交流がぐっと来そうな韓国映画「拝啓、愛しています」と、父親に捨てられた男の子と彼を支える女性との交流を描いた「少年と自転車」で、どちらもヒューマンドラマとして高く評価されているものの、旭川のような地方には絶対に届かない作品であり、今後の上映作品にも大いに期待が持てるラインナップだと思いました。

 
公式HP http://www.alcine-terran.com/haikei/


公式HP http://www.bitters.co.jp/jitensha/


 で、せっかくだから僕も行きたかったわけですが、何故かこういう時に限って急ぎの仕事が入ってしまい、土曜は勿論日曜日も無理な状況に追い込まれました.....

 せっかく良い場所が出来たのですから、どんどん通って盛り上げていきたいのに出だしからガックリな感じw

 旭川や旭川近辺にお住まいで映画好きな方々は、是非この二日間脚を御運びいただき、僕の分もシアターカンダに生まれ変わった国劇をお楽しみ下さいo┐ペコリ







 追記、旭川映画村さんの上映以外に、シアターカンダにて毎週シネマ・クラシック・シリーズとしてレトロな映画タイトルを上映しております。上映スケジュールは旭川映画村さんのFacebookで確認することが出来ます。



 旭川映画村HP http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/1859/

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