トラウマになるほどの蒼き輝き「TRON」/スティーブン・リズバーガー(監督)/1982年/米国/映画/感想

 現在”ディズニーXD”にて放送中の「トロン:ライジング」を観ていて、思わず初代のトロンを観直してしまいました。 




 あらゆるプログラムがネット世界で人の姿をして生きていると言う設定で、人間の命令を無視し、ネット世界を支配し始めた”マスター・コントロール・プログラム”を倒す為、強制的にプログラムに変換されてしまった生身の人間”ケヴィン・フリン”は修正プログラムである”トロン”と共にMCPに戦いを挑むと言う内容だったわけですが、特撮が当たり前の時代にCGをふんだんに用いて仮想空間を大きく取り扱った初めての作品だったので、その発色の美しい青と赤の蛍光色や、何処か殺伐とした恐ろしい印象を受けるトロンの世界観とメカセンスが子供時分の僕の脳裏に焼き付きました。特に自分の全てが記録されているディスクを武器に死闘を繰広げるシーンや、ゲートのような形をした敵の異様な圧迫感はトラウマと言っても過言ではありませんw


 CGなんて当たり前の現代ですが、今観ても変わらない面白さがあるトロン。当時の製作陣のメンツを観ると相当な意欲作だった事も窺え、ディズニーがただのキャラ物映画会社では無い事を思い出させてくれました。日本でもネットを題材にした攻殻機動隊という凄い作品がありますし、最近は仮想空間物のアニメは非常に多いですが、道無き道を行き新たな舞台の可能性を見せてくれたトロンは、まさに時代の転換期に産まれるべくして産まれた金字塔と言えるでしょう。




 さて、まだ十数年振りに作られた続編『トロン:レガシー』は観ていないのですが、当時のインパクトは無いでしょうし、蛇足な内容だったらどうしようとか考えてしまい及び腰になっています。


 初代とレガシーを繋ぐ内容のアニメ版が終わってから観るのも一興かもしれないので、僕的なタイミングで観てみようかしら (= ワ =*)









 トロンレガシー公式サイト http://disney-studio.jp/product/index.jsp?cid=1088

この記事へのコメント