温泉、行きたくなるよねっ♡ゞ(*ゝω・)ノ『花咲くいろは』/安藤真裕(監督)/P.A.WORKS/2011年/アニメ/感想

 みんなとお揃いの制服を着た学生だった頃、何を将来やりたいのかなんて思いつきもせずにだらけた毎日を過ごしていた僕は、一つの事に打ち込む人の情熱なんて全然理解していなかった。

 「どうせ」と言う言葉を付けて将来を諦めるばかりの人はまだマシで、僕は諦める以前に夢だの希望だの、未来を明確にイメージ出来る『物』が全く無かったのです。

 
 本当に叶えたい将来を持ち、その為の努力を惜しまない人々は眩しくて仕方無い....



 だから、母親が恋人と夜逃げしてしまい、自分の気持ちをちゃんと伝えられないままボーイフレンドと別れ、祖母の経営する老舗温泉宿”喜翆荘”へ移り住む事になった、アニメ『花咲くいろは』の主人公”松前 緒花”が慣れない”仲居”の仕事をこなしながら、ドタバタと周りを巻き込み熱い青春模様を繰広げる姿はとても甘酸っぱくてむず痒くて、そして羨ましかったw



 厳しいけれど決して私事で怒ったりしない旅館の鏡な女将さんや、仕事は出来るが恋愛偏差値が低そうな仲居頭。引っ込み思案だけどお客様への想いは女将にも負けない仲居の女の子や、今時珍しいほどに一途に板前を目指す女の子など(その他の女子と男性陣は割愛♡)、個性的で非常に活き活きとした人々に囲まれ確かな自分を主人公が掴んでゆく展開が本当に清々しい作品でした。

 可愛いくて、ちょっぴり色気を感じるキャラ絵でありながら、最近じゃ失われてしまった感のある熱い青春ストーリーがしっかり描かれていて毎回じ〜んと良い余韻も残してくれるアニメなんですよね♪



 最初はハッキリとした自分の未来を持ち合わせていなかった緒花が、色んな経験を経て本心から自分の目標を口に出来るまでになった最終回。僕だけ置いてけぼりにされた気分で東京に戻る緒花の姿を見つめていました。

 頑張って働く事が絆を産んで、絆が笑顔を伝染させてゆく、そんな職場って楽園でしょうね...

 すっかり擦れてしまった僕の心は「そんな場所は絶対に無い」と言い切ってしまうけれど、もしも喜翆荘で働けるなら是が非でも推参したいところであります( ̄^ ̄ゞ



 「いろは」のせいで、相当温泉地への憧れで勘違いしちゃった子が増えた事でしょうね〜

 美術面でもかなり美麗でしたし、アニメーションで描く歴代温泉地の風景No.1では無いかと思うほど絶景でしたからw
 建物のディティールとか艶の質感とかマジ鳥肌もんで、最終話で喜翆荘を閉める事になるところで、無人になった喜翆荘を感慨深く女将さんが歩くシーンがあるのだけど、その時は”いろは”の美術の出来の良さを改めてまざまざと見せ付けられました。ホント色んな意味で近年稀に見るバランスの良いアニメだと思います♪



 
 そういえば喜翆荘が閉まる前のエピソードを劇場版として作ったものが今月の30日から公開になるそうで、また賑やかな面々の姿が見れる事が楽しみですね♪



 後日談とか完全な続編とかを期待してしまうのもあると思いますが、これくらい別れが名残惜しい気分にさせてくれた事に感謝し、このまま終わる事を受け入れる方が綺麗な幕引きなんじゃないかと思ってしまった今日この頃です♡


  (= ワ =*).。oOあぁ...ぼんぼり祭りで僕も願い事を札に書きたいなぁ.....
 



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