全裸刑事テイクオフ!!『5分で読める! ひと駅ストーリー 降車編』/七尾与史 他/宝島社/2012年/小説/感想

 今年に入って読み始めた『死亡フラグ』シリーズのあまりの馬鹿馬鹿しさに惚れ込んでしまい、作者である”七尾与史”さんのファンにすっかりなってしまった僕。

 すると同じく七尾さんの阿呆さ加減にハマっていた友人に、とんでも無い短編を七尾さんが書いているから読めと1冊渡された本が『5分で読める!ひと駅ストーリー 降車編』でした。

七尾与史さんの「全裸刑事チャーリー 恐怖の全裸車両」だけ読みたくて借りましたw


 「このミス」大賞作家から、「このライトノベルがすごい!」大賞作家まで、”宝島社”が長年掛けてブランド化して来た賞レースを勝ち抜いて来た夢のようなメンツの揃った一冊らしいのですが、僕の読書量じゃ眼にした事の無い作家ばかりw

 なので他のは後回しにして、とりあえず本命の七尾さん作の『全裸刑事チャーリー 恐怖の全裸車両』を読むことに…



 日本で『ヌーディスト法案』が施行され全裸生活が解禁されたと言う設定を元に、警察機構の中でいち早く全裸へとなった刑事”チャーリー”(本名”茶理太郎”42歳)の漢の生き様(?)を見せ付けられてウンザリしてる主人公の全裸デビューまでの軌跡を描く、ちょ〜〜〜〜〜〜変作である♡ニヤ

 ヌーディスト法案が通る事自体が可笑しくて仕方無いのに、女子のヌーディストは一切登場せず、ムサいお腹の出っ張ったおっさんばかりがぎゅーぎゅー詰めになる満員電車がクローズアップされていて非常にキモいwww

 全裸の男が普通の女性と満員電車に乗った時、身体に密着する事が問題視されて”全裸専用車両”なるものが用意されたら、こんどはそこに痴漢が出て困るから助けてお巡りさんな展開になるのですが、とんでもなくお馬鹿で不快度指数MAXなオチが待ち受けていて、限りなく爆笑に近い失笑が止まりませんww(ドッチダヨ!


 ネタ的にはライトノベルみたいなレベルの設定なんですけど、七尾さんの焦点の当て方がめちゃくちゃ僕好みなので本当に面白かったです。御下劣なのにどこか清々しさまで僕は感じましたねぇ...(シミジミ

 チャーリーみたいな真顔で馬鹿をやりそうなキャラと、正論を吐くのにいざ全裸になると恍惚としてしまうそうなツンデレ主人公の組み合わせは相性が良いと思うので、色んなシチュエーションで2人の掛け合いを見たくなりました。
 
 『全裸刑事ニューヨーク行く』ってサブタイトルが付いているのに銭湯へ行くだけのエピソードで、普段全裸のくせに銭湯で全裸なのはちょっと苦手だったりとか、真冬なのに全裸でいる事を主人公に指摘されて「ちゃんとネクタイはしてるだろっ!」とかキレるところを見てみたい♡



 ド阿呆な展開にツッコミながらおもわず色んなエピソードを考えてしまいたくなる全裸刑事、この「5分で読める」以外の短編『『このミステリーがすごい!』大賞10周年記念 10分間ミステリー 』にも収録されているらしいので即注文しました。

 しかもご本人(?)のTwitter垢で僕のつぶやきに反応して下さった内容によると、まだまだ新展開がありそうで期待大ですねっ!♂






 早く単行本にして欲しいなぁww

 これからも七尾さんの妄想が楽しみで仕方無い春になりそうです(春´▽`)




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