若者よっ!これがガンダムだっ!!(イイスギ「機動戦士ガンダム サンダーボルト #1」/太田垣康男/小学館/ビッグコミックスペリオール/2012年/漫画/感想

 まず懐かしのガンプラパッケージを彷彿とさせる表紙とタイトルロゴからして、初代ガンダム好きのオヤジ世代の青春をくすぐる太田垣ガンダム『起動戦士ガンダム サンダーボルト』

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 今作の雑誌連載の存在すら知らずに読み始めたのですが、どれどれどんなものかとコミックのページを開いて見ると、最初のカラーページの見せ方にまずやられましたw 2人いる主人公の片割れが赤いザクの横で敬礼しているイラストなのですが、間違いなくガンダムの魅せ方を知ってる人の絵なんですww上目遣いが半端無いwww

 作中のMSや戦艦、コロニーにいたるまで、今更言うまでもなく太田垣さんの素晴らしい作画が光ります☆

 緻密で荒々しい線が躍動する様は、まさに漢の為のガンダム漫画!!

 やっぱ本物のメカを描ける漫画家が描くガンダム物はとんでも無い破壊力を持ってますねぇ〜コロニー落としなんて目じゃ無いですよ!ゞ(*ゝω・)b



 さて、今作は1年戦争も佳境へ近づきつつある時期に、崩壊したサイド4"ムーア"跡に出没するジオンのスナイパー部隊と、サイド4の生き残りが結成した「ムーア同胞団」との局地戦を描いた内容になっているのですが、それぞれの陣営のエースパイロット2人が熱いMS戦を繰広げるのがとてもしびれる♡ 

 一応非常に強いガンダムは出て来るが、パイロットはニュータイプでは無い常人の為、パイロット同士の駆け引きや運が決め手になって来る。この辺の緊張感や、パイロットの気性、周囲の人間関係描写も含めて、太田垣作品のテイストそのままだから、ガンダムを知らない太田垣ファンにもすんなり楽しめるのではないでしょうか?

 特殊な能力に開眼してる中二病主人公も良いけれど、こういった泥臭い戦場のスリルを楽しめる要素こそ、現代ガンダムに足りないテイストだと思います。僕の中で消えかけていた1年戦争時代のガンダム熱が再燃しそうな勢いでこのノリが好きですw 

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 是が非でも先が知りたくなる1巻の終わり方も鳥肌もの!世辞抜きに久し振りの傑作ガンダム漫画だぞぉ☆ゞ(*ゝω・)ノ

 

 それにしても、太田垣さんのつぶやきが意外と可愛いぞw

 太田垣Twitter https://twitter.com/ohtagakiyasuo

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