銀河の不均衡をぶち破るド派手な艦隊戦が開幕!「天冥の標Ⅵ 宿怨PART2」/小川一水/ハヤカワ文庫JA/早川書房/2012年/小説/感想

 人が知覚出来る領域を越えた世界まで踏み込み、壮大で果てしない宇宙を驚異のスピードで構築し続ける”小川一水”さん。

 若干ライトな読者へ向けたSF作品とはいえ、バリバリのSFファンを唸らせる世界観のディティールは細かく、人類やその他多くの生命体に及ぶ銀河が骨太に描かれており、どう考えても1年間に2冊ペースでこのシリーズを書き続けられる事は驚きです...

 ”天冥の標”以外に本を書いていないわけでも無いのに、良くぞ読者が内容を忘れる前にこれだけの内容の本を発刊してくれますよねw


 さて、今回の小川さんは、『天冥の標』を”スペースオペラ”として描いていて、宿怨PART1と同じく”イサリ”と”アイネイア”の周囲で起きる人間模様も見逃せないが、大規模な艦隊同士の戦闘が繰広げられる中盤が非常に熱かったです♪

 とうとう自分達以外を敵と見なし、お茶目なくせにえげつない技術力を誇る異星人のチカラを借りて、「人間」である事も捨て鞘に納める気の無い刃を抜いた”救世群(プラクティス)".... 少数である彼等を見くびり手痛い失敗を繰り返す”非染者(ジャームレス)”と『あの』大いなる存在の焦りと遺跡の再起動.... もうこれ以上無いくらいに面白さ全開ですなっ!キリリ

 この先どうなっちゃうのよぉ?....ソワソワ((;´-`;))ムズムズ



 次回も見逃せない!待ち切れない!!ガタガタ

今日読み終えた。



 小川一水さんのウェブサイト
   http://issui.sakura.ne.jp/hp/index.htm
 

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