やっぱ、となりのゾンビより、ト◯ロにしとけば良かった....『ゾンビ・クロニクル』/マイケル・バーレット(監督)/英国/映画

 昨晩世間が小太りで妙に抱き心地が良さそうな森の妖精さんのアニメ映画に夢中になってるなか、僕は一昨日の夜に引き続きゾンビ物の映画を観ていた...




 またも世界規模でゾンビが暴れまくってるようで、軍事基地に立て篭ってるイギリスの軍人達が主役になります。彼等は安全なはずの基地をゾンビに襲われ命辛々逃げ出し、本国脱出の為に海を目指すのですが、行く先々でゾンビに襲われ、盗賊に狙われ、一人、また一人と命を落としてゆき、『彼等は無事脱出出来るのか?』といった感じで進んで行きます。まあベタですシナリオは....


 この映画だから面白いと言う要素は少ないです。あえて言うならば、撮影アングルがPOVなのにあまり手ブレ感が無いので観易いと言う事と、ラストシーンの詩的な雰囲気ですね。


 POVは大抵リアルさを出す為に安い画質で揺れまくる映像が付き物だと思います。だから今作の撮影方法は観易い反面リアルさに欠ける気がしますね。だいたい撮影してる男も軍人のくせに、まったく銃火器を使わないで修羅場をくぐり抜ける事を、周りが誰も怒らないと言うのが不自然過ぎますw他にも、ゾンビとの交戦シーンがあまりにもグズグズで驚きとか恐怖心とかが全くくすぐられないのも致命的。基本棒立ちなゾンビ相手に慌てる登場人物達があまりにも哀れでならない....


 ただ、海でのラストシーンは意外と綺麗で好きなカットでした。全てが終わり、新たな絶望が始まるエピローグを、生命の産まれた海を前にして味わうのはなかなか粋ですw


 もう少し予算があれば。

 もう少し撮影の方法を考えれば。

 もう少しシナリオを練っていれば。


 いつものタラレバがモヤモヤしてしまう、ラストだけを観ると惜しい作品です....

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