このセッションは成功?失敗??「インシディアス」/ジェームズ・ワン(監督)/リー・ワネル(脚本・出演)/オーレン・ペリ(製作)/2011年/米国/映画/感想

 その性質上、評価が割れ易いなんちゃってドキュメント風ホラーの怖さと面白さを世に知らしめた「パラノーマル・アクティビティ」の”オーレン・ペリ”が製作を努め、監督・脚本は言わずと知れた「SAW」の一作目を手掛けたコンビ ”ジェームズ・ワン"(監督)& "リー・ワネル"(脚本)と言う、寿司?焼き肉?どっちやねん!な、庶民の大好きな好物を組み合わせたパッケージだった『インシディアス』


 わくわくしながら実際観てみると、その期待とは裏腹に普通のホラー映画だった、かな?...



 それは融合ではなくただの分担作業のようで、ドキュメント風では無い、色合いや脅かし方だけがオーレンぽい前半パートと、後半色々と動き出してからのSAWっぽいデザインが活躍するパートとに別れていた感じ。特に後半のSAWパートに入ると、怖さより笑いがこみ上げて来るほど、今までの展開とデザインが合わない気がしましたw


 ちなみにSAWっぽいと言っても、残虐描写が痛い映像なわけではなく、純粋にデザイン的な面のみの話です。ストーリーも普通に心霊現象に苦しめられる家族のパニック具合を描いた物で目新しい部分はあまりありません。

それでもB級として「怖いけど面白かった」と言えるレベルにはしっかり達している作品なので、あまり監督が誰だとか気にせず鑑賞すればちゃんと楽しめるかもしれませんね。 兎に角驚きの展開を求めるような過度な期待は御法度ですww




 個性が強い物同士は合作に向かないのでしょうね。正直後半ゴーストバスターズ的な軽く笑える連中が出て来てから怖さが半減した気がしました。どちらかの個性を出そうとすると、また一方の良さが消されてしまうのは世の常。本当の意味での融合とは、方向性が似ている者同士、または真逆な個性を持った者同士が合わさってこそ効果的であると思います。 先読み出来てしまうラストのあぁやっぱり感も合わせて、ほんと何処か惜しい作品でした...



 しかし人間ちゅーのは、なんでまた驚かされる事が分っていてわざわざこんな嫌な映画観ちゃうんでしょうねw


 来るぞ来るぞ来るぞおぉぉぉお!!!って、なる事にホント懲りないですよね....(白眼



 


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