性愛の神には前髪が無いんだぜきっと...「天冥の標Ⅳ 機械じかけの子息たち」/小川一水/ハヤカワ文庫JA/早川書房/2011年/小説/感想

IMG_0882.JPG

 いやぁ、今回の天冥の標には参りましたw官能小説も真っ青な

 エロ!エロ!!エロ!!!

 の連続なんですもんw

 しかもそれが濃厚過ぎて、毎日読書してるお昼時間にモヤモヤして仕方無かったです(;´Д`)ハァ....


 作者の小川さんが、あらゆる要素を盛り込んで好き勝手に書いているこのシリーズですが、まさかこんなに官能的な内容を持って来るとは思いませんでした。

 確かに毎巻少しHなシーンはありましたけど、全編エロを追求したストーリーを書いて来るとは、恐ろしいほどの作家魂を感じますw

 作中「混爾(マージ)」なる究極の性の形を、人間に奉仕する事を生き甲斐にする見た目は人間と変わらない機械達と目指す事になる主人公が、あらゆるシチュエーションの性交渉を試したり、されたりするのが凄く生々しいんです。

 これが二流の作家が書いた本なら問題無いのですが、小川一水さんの皮膚から浸透して来るような言葉の羅列が、淀みなく読み手の精神にまで届いて来るわけで、自然と本能が熱くなるわけです当然....

 ただ本当は「愛とは何か?」がテーマであって、エロスだけがメインのお話ではありませんwたまたま愛は肉体も込みで成り立つ物だと言うだけ♡( ☣_ゝ☣)

 本当の意味での性愛を知る事は、絶対に出来ない機械達。だからこそ人間以上に性愛を追い求め、焦がれる様は純粋にして真剣。

 究極に思える自己愛についても語られるなど、かなり的を得た性的価値観が飛び交います。

 性をこんなにマジマジと分析し、SF世界に乗っけてしまうなんて、半端無いっすね.....


 色々妄想出来たし堪能出来ましたけど、もう今回限りにして下さい色々辛いから....._/乙(、ン、)_


IMG_0884.JPG
 帯からしてやばしW


 もっと詳しく本書の魅力を知りたい方は、こちらの冬木さんのブログ『基本読書』をお読み下さい♡↓
http://d.hatena.ne.jp/huyukiitoichi/20110528/1306582240

この記事へのコメント