再び覇王の卵が孵る時が来た....「ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵/窪岡俊之(監督)/STUDIO4℃。/感想」

 何故今ベルセルクなのか?

 最初に映画化の話を聞いた時、正直そう思った。いまだ連載が続いている作品だし、完結する予定があって始まった映像化なのだろうか?

 今回の映画化は、読者の誰もが大好きな鷹の団黄金期を三部作として発表したもの。その後の予定は確かでは無いが、劇場でOP映像を観た限りでは、断罪篇のファルネーゼ等の映像もあり、黄金期以降のエピソードも映画化する予定がある感じ。でもそうなると、どれくらいの本数映画作る気なのか不安だw

 
 で、実際観てどうだったかと言うと、映像も綺麗だし音楽も言う事無く、1巻〜6巻途中までのエピソードが非常に良く纏まっていました。次も観に来ようと思えるような仕上がりと言えるでしょう。

 TV版のベルセルクとはキャストも監督もスタジオも違うものの、今までTVアニメ版やゲーム版に曲を提供して来た”平沢進”さんが今回もテーマ曲を担当しているため、いままで通りまったく違和感無くベルセルクの世界観へ入ってゆく事が出来ました。

 ただ、戦闘シーンやカメラが引いた状況でのカットが、ほとんどCGモデリングだったりするので、キャラの動きが少し固くてゲームっぽい事は気になりました。しかしここぞと言う場面では、しっかり表情が書き込まれた作画になるので、盛り下げるような事はありませんでした。

 そういった微妙なマイナス点はあるかもしれませんが、そんな事をものともしない原作の魅力を存分に活かした構成はとても上手かった。ベルセルクの売りであるド派手で人智を越えた戦闘シーンも、不器用な男2人の夢と友情が、だんだんすれ違って大きなうねりになってゆく様も、とても生々しい映像で絶望的に描かれており、監督とSTUDIO4℃。の技術力の高さを見せ付けてくれました。

 映画化第一弾は、ガッツが鷹の団に入団し大活躍する爽快なところから、徐々に歯車が狂ってどす黒い宮廷戦争に突入したところで終幕したわけですが、この先の観るのも辛い場面が彼等によって描かれるかと思うと、今から複雑な心境になってしまいます...


 観たいけれど観たく無い。鷹の団の最後....

 今日、思わず黄金時代編のラストを漫画で読み直してしまいました。何度読んでも彼等の最後は堪えます...

 
 でも、終わりがあるから美しいのも確か。鷹が堕ち、厄災 をまき散らしながら、再度舞い上がる様を見届けに、後二回劇場へ行こうと覚悟は決めた....

 次は6月、ドルドレイで逢おう!(ゝc・)ノシ






 なんでもいいけどグリフィス×ガッツは腐眼鏡には毒ですなwグリフィス綺麗過ぎ♡



 映画版公式HP http://www.berserkfilm.com/index.php
 原作公式サイト http://www.younganimal.com/berserk/

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