未知なる2012年の一本目「未知との遭遇/スティーヴン・スピルバーグ(監督)/1977年/米国/映画」

 「我々人間は、夜眠る時一度死んで、朝目覚める時に生き返る生き物だから、日々新しい自分と、見知らぬ”未知の世界”に遭遇しているのだよ。」by 俺



 ようは、驚くべき事は世界には無く、当たり前に変化は起きているのがこの世界だと言いたいのダスwあまりに地味な変化だから、誰でもド派手な変革を感じたいと思うのですよね...

 この映画は、アメリカや世界各地によくある"UFO"との遭遇を描いたもの。科学的検知から、異星人とのコンタクトを図ろうとする軍と科学者達や、未知なる存在を直感的に感じてしまう事に苦しむ人々が、ある約束の地へ集結してゆく様は、とてもリアリティに富んでいました。

 でも見方を変えると、UFOを宇宙人の船だと思いたい人々の欲望が産んだ映画だと言えなくも無い。悪く言えば中二病バリバリな映画。良く言えば神秘性に溢れる映画...
 

 スピルバーグ監督の作品は、どこか自己満足が先行しているような所があるように感じます。落とし穴に落ちてしまったような、何かを置き去りにしてしまったような違和感をがある。

 ラストシーンでの宇宙人とのコンタクトが、聖なる儀式かのように進んでゆく展開も、ある意味宗教的で、本当にそんなに素直に未知の存在を受け入れていいの?とか想ってしまう僕は心が汚れてしまったんですかね?(;´Д`)

 実際に異星人とのコミュニケーションを取らなければいけない事になったら、もっと攻撃的態度を地球人は取るのではないでしょうか?
生き物の根底には、必ず ”善意” が存在していると、スピルバーグは信じているんでしょうね。その気持ちは痛いほど分りますけど、序盤から中盤にかけてのリアルさに、終盤で水を差しているのも事実。


 素直に観れば、とても純粋で綺麗な作品に見れるでしょうけど、スピルバーグほどの監督をベタ褒めするのはちょっぴり抵抗がある僕ですwでも、このどこかお坊ちゃんなスィーツ感が漂う所も含めて彼を愛しているんですよ♡

 ただ、音と光で気持ちを伝え合おうとする事が、あまりにも僕には優し過ぎただけです.....



 ド・ミ・ド・ド・ソ〜♪♪(*´○`)


 未知なる2012年が、誰にとっても優しい世界でありますように....


 

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